50肩が続くが頑張る

OLYMPUS DIGITAL CAMERA珍しい人の訪問を受けた。

以前、何度かこの欄にも登場した炭を焼いているT君である。

彼の父は日本料理界の重鎮で、その名を知られた人である。

そんな関係から業界への知己が広く、驚くべき関係が口から出て驚く事が度々だ。

暫く顔を見せなかったのは、50肩が酷くて動けないほどの痛みが有るらしいのだ。

小生も同様の50肩痛を患ったことがあるので、よく判る。

最初は左の肩痛で2年半、治ってから1年ぐらい経ったら今度は右肩に来た。

こちらが治るのに約2年。

患っている時はもう二度と手を肩より上に挙げられないのではないかと思ったほどだ。

何しろ寝る事に苦痛を伴うのであるから、満足に眠ることができない。

そんな長い痛みが、ある日突然今までの痛みが嘘のように消えてしまうのだから、可笑しなこともあるものだ。

T氏もまだ痛みの中にあるようだが、何とか仕事をしたいとの事での訪問だった。

氏の人脈から太い関係を3本選んでやっていくことで、約束して帰って行った。

今度はどうだろうか?

少欲知足

imageいよいよ夏本番だ。梅雨明けが宣言されと聞くと、猛烈な暑さを感じる。

確かに蒸し暑くて、熱中症になりそうだ。

横浜市関内にある大手の会社の社長にお会いする機会を頂いた。

「少欲知足」という諺を、あらためて考えるきっかけとなった気がする。

フランスの諺に「良いものの敵は、より良いものである」というのが有る。

ご婦人が高価な宝石を見せられれば、たちまち自分の宝石が色褪せてくる。困ったものである。

実は、仏教の言葉に・・・トリシュナー・・・がある。

これは、喉の渇きを意味するサンスクリット語で渇愛(かつあい)を意味する。喉が渇いた時に激しく水を求める様である。

そのような渇愛状態にあって、真水がなくて海水を飲んだらどうなるか。海水を飲んだら、喉の渇きを鎮めるどころか、ますます渇きを激しくする。

これと同様、我々の欲望はそれを充足させることでは解消することはできない。

年収1千万円が欲しいと思っていた人が、1千万円を達成すると、1500万円欲しいと思い始める。

欲望を充足させると、欲望がますます増大する。どこまで行っても、これで十分という限界はない。

どうすればいいのか。簡単なことだが難しい。

欲望を少なくすれば良いのだ。そして、与えられているもので、これで十分と満足し、感謝の気持ちを忘れないことだ。

これを仏教では「少欲知足」(欲を少なくし、足るを知る心)と言う。

 

 

ワールドカップが終わった

FIFAワールドカップはドイツの優勝で閉幕した。

何といっても、この熱狂はオリンピックには無いもので、異様と言わざるを得ない。

ブラジルでの開催は、危ぶむ声は当初からあったが、開催国ブラジルの敗北で一挙に国民の不満が爆発したようだ。

期待の自国が敗北し、国民の貧富の差が大きい中で、貧困層からの声で税金の使い方を福祉に回せの声が高まっているようだ。

このような報道を聞いていて、2年後に開催が決まっているオリンピックは大丈夫かいな?とつい思ってしまう。

サッカーはイギリス発祥とされているが、ボール一個があればゲームができることから、貧困層で発展したとされる。

きっとそうに違いないが、世界の貧困層の子供達にとって、「サッカーこそが成功者への道」となっているように見える。

世界のスポーツ人口で、サッカー人口が圧倒的なことからも、その事が伺える。

小生にとってはサッカーより野球であるが、子供達にとってはどうもサッカーが一番人気であるから、感覚が違うのだろう。

何しろ、サッカーを見ていると、得点が入らないことにイライラするのだが・・・。

サッカーが好きな人にはごめんなさい。

「B&B」の大盛況

本台風一過、35度位の気温だろうか、湿度も高く物凄い暑さである。

週末の今日のTVは、台風の爪痕と兵庫県の県議・野々村竜太郎が辞表を出したというニュースを流している。

確かにあきれ果てるような恥ずかしいニュースで、世界の笑いものになった事件?である。

その中で、小さいながらも頑張っている「本屋さん・B&B」の事を書きたい。

東京・下北沢駅の近くにあって、本を読みながらビールを飲めるというコンセプト。

苦しい書店業界にあって、今最も注目されているのだ。

「新しい書店の稼ぎ方」に挑戦し、利益を出している。

しかも、この「B&B」とは「BOOK」と「BEER」の略で、ビールを飲みながら本を読むということだ。

下北沢の路地裏の2階でとても分かりにくい場所で、書店としての立地に適した場所ではないのだ。

この経営者の対談を観ると、「正しいことをしたかったら、利益を出せ」と述べている。

「モノがあふれた時代のモノの買い方、売り方」を考えさせるビジネスモデルである。

 

 

台風と心臓病

葬儀の表紙台風8号が九州に上陸してから、日本列島を舐めるように北上を続けている。

台風の日には心臓病の人は気を付けてください。

台風が通る日には、心筋梗塞で亡くなる人が、前日の3~4倍に跳ね上がるのだそうだ。

台風と言うのは要するに発達した低気圧だが、気圧が大きく下がると人間の自律神経のバランスが崩される。

その結果、冠動脈にけいれんが起きることがあるのだ。

硬化している動脈にけいれんが加わると、血液が流れなくなってしまい、心筋梗塞につながるのだ。

台風が近ずくと、台風そのものがストレスとなるので、その他のストレスを減らすことも大事だ。

例えば、長湯をしない、飲酒を控える、旅行をしない、くよくよ考えるようなことを避ける、腹を立てないようにするなど・・・。

このような事に気を付けて、台風が通り過ぎるのを待つのだ。

行ってしまえば気圧が上がってくるので、酒を飲んでも腹を立てても構わない。

つまり、台風の日にはストレスの総量を減らし、心臓の負担を減らすように心掛けることが大切な事だ。