風鈴の音は?

脳のイラストTBSラジオの「大沢悠里の悠々ワイド」を聞きながら通勤している。

月曜日の番組の中で、風鈴の音で苦情が・・・・という話題が上がっていた。

これを聞いていて思ったことがあるので,記してみたい。

小生は風鈴の音や鈴虫の鳴き声を「心地よい」と思うが、「心地よくない」と感じる人もいるのだ。

欧米に赴任した人が、風鈴を軒先に下げていたら苦情が来ると言う話はよく耳にする。

これは、日本人の脳と欧米人の脳は違うらしいのだ。

どう違うのかと言うと、先ほどの音を左脳(言語脳)で聞くと心地よく聞こえ、右脳(音楽脳)で聞くと雑音に聞こえるのだそうだ

一般的に、日本人は左脳(言語脳)が発達しているので、心地よく聞こえるのである。

どちらが発達するのが良いかは分からないが、両方を発達させるのが良いに決まっている。

そこで、我々日本人がかねてより不得手としてきた右脳を鍛えるには音楽がよろしいのである。

カラオケで演歌も良いが、クラシック音楽が良いと言われている。

左脳は創造の脳と言われていて、新しいものを考えたり作り出すのに必要なのだ。

これを鍛えることは、生きがいを探し「ボケる」事を予防するに違いない。

不思議なこと

__【薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク。ナニゴトノ不思議ナケレド】

これは、北原白秋の詩である。

薔薇の木に薔薇の花が咲くのは当たり前である。

薔薇の木に桜が咲けば、それこそ奇跡である。

だから、詩人の白秋は、それを「ナニゴトノ不思議ナケレド」表現しているのだが、お気づきかと思うがこれは反対語表現であって、詩人はこれこそが、・・・不思議・・・に他ならないと言っているのだ。

本日、世田谷の某優良会社にお邪魔して、「不思議」ということを考えさせられた。

実力が無い者がろくに勉強もしないで、試験で100点を取る。

これが不思議だと考えている。

これも不思議に違いないが、実力もありしっかり勉強した人が100点を取る、これも素晴らしい不思議だろう。

その意味では、実力も無く怠けていた者が0点を取り、中程度の実力の者がしっかりと勉強して70点を取る、これも不思議だ。

会社にしても、結果は同様だろうと思うと、気が楽になるのだ。

 

気付いた時に即行動

__H氏と立川の御客様のところに出かけた。

80歳を超えているとは思えない若々しさである。

現役で仕事をされている事が、気力を維持する源である、と本人が言っている。

5~6人のパート女性に指示を出して、10時から15時まで働いている。

大抵の人は働けるうちは働きたいと、思っているのではないだろうか。

それが叶わない人も多いと思うが、誰もが悔いを残したくないと思っているはず。

生きているうちに、心残りのないように・・・。

つまり、後で悔いのないようにしようということだ。

このことは、一生という意味もあるが、毎日の生活の中でも言えることだ。

「今日やれることは、明日に延ばすな」ということだ。

立川からの帰りにコーヒーを一杯と立ち寄った店で、H氏の知人に会って同席した。

聞くと、奥様を今年の4月に亡くされ、本人は85歳だという。

さぞ無念かと思いきや、寿命だしいつかは死ぬのだから、と淡々と言う。

しかし、こうしなければいけないと思うことがあれば、その日のうちに済ませておくことだと言っていた。

思い立ったが吉日。即実行である。

 

コップの水の例え

649ee0f403b5de4fd05dfe36e7e7787a.jpg九州に豪雨のニュースが伝わってきた。

古事記に雨が降るのは当たり前のことであるが、降り方が熱帯地方並の集中豪雨である。

地球温暖化の影響もあるのだろうが、人間は勝手だと思いながらも、自然の摂理には到底及ばない事を認識させられる。

不足の時には満たされ、溢れるとそれを減らす作用が働くバランス機能が、人間生活の営みを助けてくれる。

有難い大自然の恵みである。

人間の体も全く同じである。

食物にしろ、水にしても不足の状態だと、イライラして正常な思考は働かない。

時には栄養が行き渡らずに、健康を害する事もある。

しかし、飽食が過ぎると人間の各器官は障害をきたし、体を壊してしまう。

これを調節するのが人間の意志の力だ。

このことは何も、身体上のことだけではない。

精神状態でもそうであるし、知能の働きについてもいえることだ。

心の中のコップの水が、いつも一杯では人の心の痛みを思いやることはできない。

頭の中のコップの水が、いつも一杯では新しい知識を吸収することはできない。

 

今年も後半入り

image今朝の広告チラシを見ていたら、「半夏生(はんげしょう)」という言葉が並んでいた。

7月2日がそうらしいのだそうだが、「蛸を食べる日」なんだそうだ。

蛸は吸盤で吸い付くことから、大地にしっかり根を張ってしっかり生きよう、と言うことらしい。

知らぬ間に色々な〇〇日が出来ているものだ。

それにしても時間の経つのが早い、半年が過ぎて今年も後半に入ったのだ。

政治では「集団的自衛権の行使を閣議決定した」事で、日本の転換点になるかもしれない。

今の状況に危うさを感じてる人も多いのではないだろうか。

北京では日朝交渉が行われているが、「拉致被害者問題」の解決には最後のチャンスかもしれない。

それにしても、拉致したものを返さないで、大きな顔をして「交渉」だなんてふざけてる。

うまくいくことを願うばかりだ。

日本、アメリカ、韓国、中国、北朝鮮のそれぞれの関係が複雑に絡み合い、「集団的自衛権」「拉致問題」「日韓関係」「日米韓関係」「日中関係」「中韓関係」・・・等。

今後の動向は利害も絡んで注目だ。

STAP細胞の実証実験に小保方さんを参加させて、今日からスタートした。

どういう結果になることやら。