非常用備蓄トイレの設置

A市で自動販売機の入札があって、この入札条件に「非常用トイレ」が入っていたのだ。

少し認知が進んだのか、入札する業者から見積の依頼が来るようになっていた。

某社が落札して、小社に納品の依頼があった。

本日、納品に出向き、自販機横に設置したBOXに商品を収め、BOXの蓋にポスターを添付して引き渡した。

小社の「非常用備蓄トイレ」はコンパクトな仕様の為、このBOXに最大で500枚を収納できる。

非常時には、収納箱の上部が便座となっているため、BOXに収納しているポップアップテント内で用を足せる。

特に、この収納箱は丈夫に出来ており、コンパクトな糞尿袋を便座板にセットして便座に置いて使用する。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

世の中には色々なトイレがあるが、小社商品は時間とともに進化しています。

備蓄の為に省スペースであること。 使用感が良いこと。 コストが低いこと。 

その他の機能にも配慮して開発を続けており、本品は特許出願・商標登録商品である。

何しろ、零細企業が生きていくためには、権利を取得することが一つのやり方であると思っているのだ。

 

ヨウ化銀の事

今、ここ八王子でバケツをひっくり返したような激しい雨が降っている。

久しぶりにまとまった雨になりそうだが、今度はドカ降りで「土砂災害や洪水に注意」とならないことを祈る。

雨にまつわる記事で、東京都が奥多摩湖の近くに有する「人工降雨機」を稼働させた。

この降雨機は雲の中に「ヨウ化銀」を飛ばして、それを雨の核として降らせようとするものだそうだ。

「ヨウ化銀」という言葉を久しぶりに聞いたので、このことを書いてみたい。

最初に接したのは、その昔勤務していたコニカミノルタ株式会社(旧小西六写真工業KK)の時代である。

写真の感光材料としてハロゲン化銀(塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀)を使用していた。

光に感じる銀の化合物で、これをゼラチンに混ぜ込んで塗布するのである。

2番目は、中国から「冷水と温水を供給するサーバー」を、輸入した15年ぐらい前の事。

この時は、日本の通関でサーバーの水フィルターに、ヨウ化銀が使用されていた為に上陸を止められたのだ。

何の為に使用するかというと、ヨウ化銀の殺菌効果を利用して、菌の繁殖を防ぐ為のものである。

ヨウ化銀の毒性を云々されて、高額の分析料金を払ってヨウ化銀量を割り出して、基準値以下を証明したことがある。

細部は覚えていないが、ヨウ化銀には毒性基準があるはずで、今回のテストでどの程度の量を使用したのかちょっと心配だ。

こんなことがあると、零細企業の我々が新しいことを行おうとすると物凄いうるさい事を言うが、大企業には甘いように思う。

カネボウの化粧品で、まだらの皮膚になったりというのは、そんな気がしてならない。

企業の責任もだが、認可した役所の責任も問われないとおかしいと思う。

 

 

楽しく生きる

小生の通勤途上に「東京サマーランド」があって、8月は大賑わいである。

何年も施設の中に入ったことはないが、若い頃は玄関横の「へそまん」で、饅頭づくりのアルバイトをしたことがある。

この施設は横を流れる秋川に沿って2~3kmにも続く広大なものだ。

この秋川では、かつては大勢の家族連れがバーベキューや釣りを楽しんでいたのだが、今は流れも変わってその場所が限られてしまった。

何といってもバーベキューでは、石を集めてカマドを作り、あちこちから枯れ木を集め火を起こす。

肉や野菜を準備する者、水を準備するもの、調理する、それぞれが役割を分担して、それを果たしていく。

争うように食べては飲み、飲んでは食べ、川遊びを楽しんだことが蘇ってくる。

この時期になると、あの時代のみずみずしい心を持ち続けたいと、考えている自分がある。

新鮮な感動を失いたくないと誰もが思うことだろう。

人生を楽しく生きるコツは、日々新たな感動を求め続けることだろうと思う。

 

必要な情報

テレビを見ていると、やたらにクイズ番組が多い。

番組制作料が安いからなのかどうか知らないが、・・・。

メンバーもある程度固定化していて、あまりに出来の悪い出演者では観るほうが呆れてしまうから、人選はしているのであろう。

テレビ局での観客を写すことがあるが、圧倒的に「若い女性」である。

何故だかはおおよそ見当がつくが、事象に対する反応が違うのだろう。

日常の中でも、30代の主婦や若い学生たちはジョークに対する反応が早い。

ましてや、テレビの撮影で観客の反応が遅かったら、番組にならない。

そんなことを考えながら、テレビを観ていたが、「アジの開き」とは、アジが体を開いてヒラヒラ泳いでいると思っていた若い人がいた。

これには驚いたが、馬鹿にしてはいられない。

教えてもらったことがないのだから、知らないのは当然だ。

似たようなケースが一杯あるように思う。

我々は今まで、目先の新しいものを追ってきたが、そのために捨ててきたものや、見失ってきたものがある。

やはり、必要な情報は伝えないといけない

 

福島の今

また、福島の怪しい報道が少しずつ漏れ出ている。

数日前は免震重要棟のミストシャワーを浴びた作業員が被爆したと。

熱中症を予防するために、ミストシャワーを浴びているのだろうが、これで被爆?

次いで出たのは、送迎のバス停での事だ。

作業員の二人の頭から11ベクレル/cmが検出されたとのこと。

「空気中に飛んでいない」という触れ込みは、どうしたの?と言いたいよ。

この数値はどの程度かは色々あるところだが、、東電の基準の3倍位だそうだ。

頭部の値というのが気になるし、内部被曝していなければいいが、心配である。

そして、今度は貯水タンクから、汚染水が大量に漏れ出ているのだ。

汚染水は捨て場がないから溜まる一方で、1000t のタンクを次から次に並べているだけ。

大体、タンクの寿命は三年ぐらいだから、腐食で漏れ出すのは素人でも予想がつく。

こんな事すら対応が取られていない福島では、今後数十年のうちにはもっと大きな事故が起きるだろうな。