お寺に備蓄トイレ

本日は著名なお寺に、小社の備蓄トイレを納入した。

飲料用の自動販売機の各社が協賛して、備蓄トイレ1,900枚、トイレBOX5基、テント5基、便座板5枚(計10枚)である。

このお寺は非常時には避難場所となるために、非常用品の備蓄が緊急課題であった。

小社のビジネスモデルを知ったお寺が、自販機会社に相談して今日の備蓄に至ったものである。

備蓄というと、とかく「飲料・食料・毛布」を揃えることが多いが、それも大切なことであるが、トイレの方がもっと大事だ。

何故なら、昨日食べたものが今日出るのだから。__

ましてや、トイレは我慢ができない生理現象である。

日本の場合、災害が発生した時に「飲料・食料」は、翌日には殆どの場所で届く事が多い。

辺鄙な場所なら、ヘリコプターで落としてくれる映像を見ることがあるだろう。

ところが、トイレの話題はマスコミに取り上げられる事が少ないので、深刻に考える事が少ないようだ。__

小社の備蓄トイレは開発から5年を経過したが、自販機とのコラボで少し認知されてきたかも知れない。

何と言っても、自販機の会社が費用を負担してくれるので、無料で安心を手に入れられるのだ。

また、この備蓄トイレは非常時に地域への社会貢献できる優れものなのだ。

築地・銀座を散歩

ご紹介を頂いた会社は、中央区の豊海町という場所だった。

東京駅からバスで行くのである。 混んでいる時間帯で、約40分掛かって到着。__

道すがら、小生が昨年12月まで事務所にしていた場所をバスが通り過ぎる。

銀座4丁目で、歌舞伎座のすぐ近所に事務所があったので、非常に便が良かった。

ちょっと懐かしい思いがして、帰りのバスでは築地で降りて有楽町まで歩いてみた。

朝はちょっと寒かったが、ちょうど昼時で寒くはない。

ここの銀行に来たな、郵便局も、ここの焼き魚は美味しかったな・・・・。__

懐かしい思いを抱きながらの散歩を、1時間ほど楽しんだ。

最近では都内に出る機会が少なくなったので、何か街が新鮮な気がしてならない。

コンクリートだらけの無機質な街ではあるが、清潔で空気が綺麗なのは北京にはない。

(写真は東京駅外観と丸の内の天井)

AT-2000の出荷

AT-2000を八王子のT事務所に2台届けて、調整と試運転、引渡しを行った。

喉が弱くてこれからの乾燥時期に備えるのであろう。

過日、別の要件で小社を訪問されて、色んな話の中で「AT-2000」の話題からご購入を頂いたものだ。

今頃の乾燥状態では、大体一日に4リットルの水が蒸発してしまう。

従って、2日に1回の水の補給作業が必要であるが、それだけ乾燥していると様々な障害が発生するのだから仕方がない。

 夕刻に帰ってきたら、香港から空気清浄機を送れとの催促の電話だ。

明日手配をしても、船便で12月2日の到着となるそうだ。AT2000枠なし

やはり、Pm2.5を気にしての事もあるが、放射性物質吸着用フィルターも装着の希望だ。

中国や台湾等の原発を気にしてのことであろうか、原発や放射能のニュースは日本より海外の方が敏感のようだ。

福島に送った「除染剤」も到着したことであろう。役だってくれればと願うばかりだ。

福島に早く届け

水に増粘剤を投入しておいたので、緩衝剤、ベントナイト、クレンザーを混入して「VALD」を製作した。

ラベルを貼って、発送の準備完了。 「Csを一杯落してこいよ」と声を掛けた。

「空気清浄機AT-2000」を、1台欲しいと言われているので、こちらも荷造りを行った。

除染剤が25kg、AT-2000が10kgと重量が相当あるので、持つとふらついてしまう。

宅急便を呼んだら、来たのが若い人だ。荷物をヒョイと積んで何事もないような顔をしている。__

やはり、こういう時に年齢を感じるものである。

それでも、本宮のO氏に応えるために急いで作って送ったのだ。

何とか役だって欲しい、いや役立つはず、と信じている。

現地に行って、高い放射線量を線量計で確認したら、黙ってはいられない。

それでも、空気中に放射性物質は飛んでいないと、言い続けているのだ。

 

除染剤を製造

先週訪問した福島県本宮市のO氏が、小社の除染剤「VALD」を使ってテストを行う。

線量が異様に高い場所があり、測定を行うにしても周りからのノイズで正確な値が得られにくい。

そんな場所に住んでいて、コレといった除染方法が無いというのが現実の姿だ。

小社の「VALD」がどの程度の能力を発揮するか、正直言って「やってみないと分からない」点もある。

但し、従来福島県で行われてきた除染法(殆どが高圧水洗で吹き飛ばすという方法)と、全く異なる手法である。

ここでの最大の問題物質はCsであり、「VALD」はクレンザーを混入してあり、対象物からこれで剥がし落とそうというもの。

剥ぎ取ったCsは「VALD」中の粘土物質ベントナイトで吸着し、この後水洗浄を行いこの洗浄水から沈殿剤を使ってCsを吸着したベントナイトを沈殿させて集め保管する。

つまり、従来の移染から除染に向かおうというものだ。

一旦は除染については諦めたのだが、「どうしてもやりたい」というO氏に応えたいと思う。__

一昨日、昨日と除染剤の製造に終始したが、幸いに暖かいので助かった。