幸福が最良の武器

木のイラスト立川市の私立高校の売店を経営しているG氏を訪ねた。

先月訪問の約束が、お会いする社長の緊急入院で約1か月遅れで今日となった。

現在77歳ではあるが、見る限り元気溌剌である。

小社の「非常用備蓄トイレ」の件での訪問であるが、様々な話題に及2時間の滞在となった。

そこで、考えさせられるのが標題のテーマである。

我々は健康が幸福で、病気が不幸と思っている。

これがおかしな思い込みだという事は、ちょっと考えればわかることだ。

健康であっても不幸な人は沢山いるし、逆に病気であっても幸福な人も一杯いる。

実は、我々を悩ませるのは病気そのものと言うより、病気になれば困る、病気になれば不幸になる、といった恐怖心である。

だから、病気になれば案外人は落ち着く。何だかホッとするのだ。

病気になれば、その現実を受容すればよい。

フランスの哲学者アランが次のように言っている。

「病気というものに対しては、幸福が最良の武器である」

幸福でありさえすれば、病気はちっとも苦にならないのだ。不幸だから、病気が苦になるのだ、と。

☞ 非常用備蓄トイレ

 

4期ぶりに羽生名人に返り咲く

img015昨晩決着した名人戦の第4戦で、羽生善治氏が名人位に返り咲いた。

森内前名人に4連勝で勝ち取ったが、当初の予想では接戦だろうと言われていた。

勝負内容について素人が云々言えないが、これで7冠中の4冠を勝ち取った羽生の強さはどこから出てくるのだろうか。

あの飄々としたキャラクターの内面に何か隠されたものが有るのだろう。

技術力では殆んど差が無い実力者揃いを相手に、奇跡的といってよい勝率を残しているのだ。

読みの鋭さ、直感、勝負哲学等優れているに違いないが、それだけではあるまい。

以前、何かで読んだ中にこんな内容の記事があったように思う。

「人間的威圧感、いわゆる格の違い」を対局者が感じるのだと言う。

念力を掛けられたような状態になる人もいるのだそうだ。

あのおとなしそうな顔から想像もつかないような攻撃的な手を指してくる。

つまり、キャラクターと盤上のギャップが凄いというのである。

ここに予期せぬギャップが生まれ、凄みになっているのだと。

羽生善治の強さは、我々ビジネスマンにも大いに参考になる点が多いように感じている。

誰かが支えている

OLYMPUS DIGITAL CAMERA昨夜から久しぶりの雨である。

雨の中を横浜線に乗車して横浜駅へ、みなとみらい線に乗り換えて馬車道駅で下車。

横浜周辺のネーミングはお洒落で、最近では街並みもそれにぴったりの様相だと思う。

今日案内して頂く件の下打ち合わせをして、お昼を御馳走になった。

勝烈庵?と言ったと思うが、時代を感じる雰囲気のある室内で、久々のとんかつを美味しく頂いた。

とんかつでも歴史を感じながら食べると一味違うし、また来たいと思うのだな。

地場の老舗企業の社長御二人にお会いして、小社の「非常用備蓄トイレ」と「自販機」のコラボの説明をさせてもらう。

前もっての説明を受けていた事もあって理解が早い。

小社のビジネスモデルに賛同を頂き、事業展開を進めて頂くことになった。

本当に有難い話である。

世の中は、自分を誰かが支えていてくれる。

自分も誰かを支えている、といっても目に見えない。意識もしていない。

だけど、お互い無限に支えあっているのだな。

 

福島の甲状腺がん

放射能
, 雑感
雑感

ラジオのニュースを聞いていると、不思議なごとがあるものだ、と思う。

福島で15歳以下の「甲状腺がんの検査」の結果を発表したとの事。

昨年の35人から50人へと「がん罹患者」が増えているのだ。

ところがだよ。福島原発との因果関係はないものと思われる、というのだ。

通常のがん罹患率に比べて、100倍も高いのに、この発表はないだろうと思うよ。

因果関係が有るのか無いのかは、そんなにすぐには判らないだろう。

多くは因果関係が有るのではないのか、と思い心配しているのだ。

このニュースと「美味しんぼ」の「鼻血の件」は、関係者?の反応や対応が良く似ていて逃げ腰な様子がわかる。

本当に福島の事を思っているのなら、対応は全く違ってくるはずだ。

福島の人達は優しすぎると思っていたが、「優しい」という美言に騙され続けるのから目覚めるべきだろう。

このままでは、なし崩しで忘れ去られていってしまうのではないかと、心配だ。

80歳の青年

__八王子にある財団を訪問した。

以前に訪問してからまる4年が経過していたので、理事長も常務理事の方も新しい人になっていた。

地元では著名な元上場企業の社長、会長を歴任された方に同行してご紹介を頂いた。

小社の「非常用備蓄トイレ」の件での訪問である。

既にこの団体では御世話になっているので、ある程度は理解を頂いていたが詳細を説明して御納得を頂いた次第。

今後どういう展開になるか楽しみではあるが、少々時間を要することだろう。

同行したK氏は80歳であるが、「遊び心や好奇心」が旺盛と見た。

話の中に、今まで得た知識や経験の上に、絶えず自分の工夫を重ねていく人・・を感じた。

80歳で青年もいれば、20、30代で精神的老人もいる。

独自の工夫が無い人は、それだけの人生しか送れない。

どう生きるかは、人生観や価値観の問題だか、それで結構だと言う人がいても構わないだろう。

真面目にコツコツやっても、心の底から満足を得る人生でありたい。

自分を生かすための創意工夫があれば、不満、不足は遠のいていくものだろう。