サクラの咲く間
桜に関して幾つか書いたが、今がたけなわである。
今日は八王子から羽村、そして青梅と車で走った。
元有名ゴルフ場の総支配人だったH氏と一緒で、氏が案内役をつとめてくれた。
八王子は藤森公園、滝山城址周辺を、羽村では多摩川の羽村の堰、日野自動車周辺を走り、見事な満開の花を満喫した。
楽しみにしていた青梅の金剛寺までは、足を延ばすことができなくて誠に残念であったが、仕事優先だから仕方がない。
中国の諺を引くと、「桃李ものいわざれど下自ら径をなす」というものがある。
日本ならさしずめ「桜花ものいわざれど下自ら宴会場と化す」というところか。
人で言えば、才能や値打ちがあれば吹聴しなくても自然に人が集まってくる、という意味が込められている。
果たしてそうであろうか? 優れた才能を持ちながら、人知れず埋もれたままで終わる人も沢山いる。
遠慮深いのも美徳であるが、伝える行動を示さなければ他人は気付いてくれない。
人に認められてこそ、良い仕事もできる。 良い仕事は人に役立つ仕事。
そして、人を喜ばせる仕事だ。 良心を満足させる仕事だ。
これで、何の見返りもなければPRが足りないのだろう。
「良い仕事 + PR」これでこそ「下自ら径をなす」のだろう。
PRをしようと思う。 時季を過ぎれば、花は散ってしまう。