今日只今
2013年も残りが少なくなってきた。
街はクリスマスで飾られて、冷えた空気にライトが輝くといかにも12月らしい。
12月と1月は続いているのだから、年末で時間が切れているわけではないのに、一区切りという感はある。
毎年同じことが繰り返されて、自然と身についていることだから不思議も感じないのだ。
それはそれで、実際は大した変化があるわけではない。
ただ、新しい年が良い年であってほしい、という気持ちは変わりがない。
地球が自転し、太陽の周りを公転している限り、時は淡々と過ぎ、明るくなり、暗くなり、それを朝と呼び、夜と名付け、季節の移り変わりも確実にやってくるだ。
日はめぐり年は移っても、その基本は毎日毎日、一日一日なのだ。
今日のこの日を新たな気分で、新たな気持ちで、一日一日重ねていくより他あるまい。