韓国旅客船沈没-2
韓国の旅客船「セウォル号」が沈没して9日が経過し、乗客の安否にも諦めの様子が見える。
様々な情報が伝えられているが、人災の感が強い。
映像を見ていると、海に浮かぶ大きな箱「セウォル号」といったところだ。
この箱が一瞬にして海中に沈んだ。「まさか」と思うことが、起きたのだ。
小さいものより大きいものが、安全であるケースは多い。
セウォル号の場合も乗客は、大きいから大丈夫と思って乗り込んだに違いない。
沈没などするはずが無いのに、沈没してしまった。
原因は色々言われているが、一瞬にして横倒しになり、沈んでしまった。
その間に、避難指示・誘導をきちんとしていれば、助かった命も多かったのであろう。
危険な違反を幾つも重ねて安全を演出して、乗客は騙されていたのだ。
セウォル号の場合は、「まさか」では無く「やっぱり」だろう。
「蟻の穴から堅城も崩れ去る」の例えのように、ちょっとした油断が大きな災いを招く。
この事例からの教訓は次の事だ。
物事を進める際、事前準備を怠ってはならない。
しかし、予期せぬことが必ず起きるということを忘れてはならない。
小社の備蓄トイレは、まさに非常時の為の「事前準備」である。