O-157から身を守れ
あ過日の取材の関係から信用金庫を紹介して頂いたので、今朝10;00の約束に出向いて支店長にお会いした。
「非常用備蓄トイレ」の提案書を用いて説明を行ったが、あまり反応が芳しくない。
やはり、お客様が多岐にわたり、自販機の導入も貸し借りで成り立っている部分も多いのであろう。
小社のビジネスモデルには大きな賛同は頂いたが、自社への導入には一歩引いた態度である。
金融関係特有の「匂い」のようなものが感じられる午前中だった。
この時期になると必ず記事になるのが食中毒で、特に「病原性大腸菌O-157」が猛威を振るう。
「O-157」とはどのような菌なのか。
5種類ある病原性大腸菌の一種で、毒性が強く少量の菌量で感染するのが特徴だ。
他の菌(サルモネラ菌など)は十万個以上が体内に入らないと感染しないが、O-157は千個で感染すると言われている。
このために、二次感染を引き起こしやすく、潜伏期間が数日から十日と長いのも特徴。
菌が体内の大腸で増殖し始め、ベロ毒素という強力な毒を作り、激しい腹痛と出血を伴う下痢を引き起こす。
症状が悪化すると合併症を併発することもあるのだ。
たかが食中毒と侮っていられないのだ。くれぐれもご用心を。