無理はしない、が努力する
どう頑張っても、20代と60代では、体力も気力も違ってくる。
「歯、目、〇〇」というのが年のとり方の順序だと聞いていたが、その通りだと合点のいくこの頃である。
年を重ねてきた今、自分が置かれている現実を見つめ、受け入れてその中で、無理のない生き方をしたいな、と考えている。
老いに負けるなとばかりに、いつまでも前向きにぎんぎんに頑張り続けることもないよと。
そうでなければ、老いは辛い日々の連続となってしまう。
無理をせずに現実を受け入れ、その枠内で生きることを身に付けることの方が、楽に生きられるのではないか。
老いの日々という下り坂の年代では、現状維持をするだけでかなりのエネルギーを使う。
無理はしないが、でも努力はする、というほど良い心得が大切かなと思っている。
年を取るのは、すべての生き物にもたらされる自然なことである。
自然なことほど素晴らしいものはないはずだから・・・。