台風と心臓病
台風8号が九州に上陸してから、日本列島を舐めるように北上を続けている。
台風の日には心臓病の人は気を付けてください。
台風が通る日には、心筋梗塞で亡くなる人が、前日の3~4倍に跳ね上がるのだそうだ。
台風と言うのは要するに発達した低気圧だが、気圧が大きく下がると人間の自律神経のバランスが崩される。
その結果、冠動脈にけいれんが起きることがあるのだ。
硬化している動脈にけいれんが加わると、血液が流れなくなってしまい、心筋梗塞につながるのだ。
台風が近ずくと、台風そのものがストレスとなるので、その他のストレスを減らすことも大事だ。
例えば、長湯をしない、飲酒を控える、旅行をしない、くよくよ考えるようなことを避ける、腹を立てないようにするなど・・・。
このような事に気を付けて、台風が通り過ぎるのを待つのだ。
行ってしまえば気圧が上がってくるので、酒を飲んでも腹を立てても構わない。
つまり、台風の日にはストレスの総量を減らし、心臓の負担を減らすように心掛けることが大切な事だ。