野生のきのこ
案の定というか、今頃というべきか。
青森、岩手、宮城、福島、栃木、群馬、長野、埼玉、静岡、山梨の各県の93市町村で、野生きのこが出荷制限。
「こんな遠いところで、なぜ?」との声が聞こえてくるようだ。
今頃になって何で出てくるの?とは、よーく考えればわかる話だよ。
昨年からきのこが危ないだの、という事は囁かれていたが、こんなに広範囲に出るとは言ってなかった。
東日本中に放射性物質が飛散していて、あたかも報道がない県では「平気だ」と思っていたに違いない。
きのこはセシウムを取り込みやすいと言われているが、そのことは正しいかも知れないが、その近辺の植物も安全でないかもしれない、と考えるのが自然だろう。
セシウムの数値も前年より上昇しているのだから、徐々に地面に蓄積されてきているのだろう。
湖でも起きているぞ。 冬の風物詩に「ワカサギ釣り」があるが、釣ってもいいが、食べてはいけない。
これでは、釣りに行くわけがないし、観光地は干上がってしまうぞ。
海だってそろそろ川を伝って、湾に流れ込んでいる頃だから心配だ。
どうにも防ぎようがないのかもしれないね。