変な日本語
変な日本語をよく聞く。
何か注文した時に店員が「○○○でよろしかったでしょうか?」。 聞いたり、言われたりしたことがあるのではないか。
これが当たり前の言い方になっているようだ。
間もなく12月になると、今年もお世話になりました、と挨拶する。
かって、テレビのコマーシャルに「お世話になったあの方に・・・」というのがあった。
このお世話・・・にも色々あって。
「大変お世話になりました」と言われて怒る人はいないだろう。
「大きなお世話です」こう言われて喜ぶ人もいないだろう。
表現は殆んど同じでも、意味は正反対。 前者は感謝を、後者は拒絶だ。
「お世話様でした」「お世話になりました」 この二つも似ているようで微妙に違う。
使い方を間違うと、相手に失礼になってしまう。
例えば、「お父様、お母様大変お世話様でした」の花嫁挨拶はおかしい。
「お世話になりました」と言うべきだろう。 様を付けないのも、付けるとかえって真心がこもっていない、儀礼的で冷たい感じになってしまう。
日本語ってホントに厄介なところもある。