有言不実行
「言うは易く、行なうは難し」と言うが、「言う」と「行なう」ことの組み合わせを作ってみると次の通りになる。
有言実行 有言不実行
不言実行 不言不実行
「不言不実行」は、何も言わず、何もしないのだから、こんな人はいらない。
「有言実行」は、言うことは言うが、やることもやる。
「不言実行」は、余分なことは言わず、与えられた仕事は黙々やる。
これまでの日本の組織では、「有言実行」「不言実行」が美徳であり、日本の文化であった。
これが日本を支えてきたと言えるだろう。
しかし、今や日本の社会はこのタイプばかりでは、身動きできないのではないだろうかと思う。
自分の出来ることしか言わない、与えられたことしかやらないでは発展はない。
だから、次の年は「有言不実行」だ。
自分にはできないかもしれない、と思ってもあえて、やろう、と提案する人だ。