「B&B」の大盛況

本台風一過、35度位の気温だろうか、湿度も高く物凄い暑さである。

週末の今日のTVは、台風の爪痕と兵庫県の県議・野々村竜太郎が辞表を出したというニュースを流している。

確かにあきれ果てるような恥ずかしいニュースで、世界の笑いものになった事件?である。

その中で、小さいながらも頑張っている「本屋さん・B&B」の事を書きたい。

東京・下北沢駅の近くにあって、本を読みながらビールを飲めるというコンセプト。

苦しい書店業界にあって、今最も注目されているのだ。

「新しい書店の稼ぎ方」に挑戦し、利益を出している。

しかも、この「B&B」とは「BOOK」と「BEER」の略で、ビールを飲みながら本を読むということだ。

下北沢の路地裏の2階でとても分かりにくい場所で、書店としての立地に適した場所ではないのだ。

この経営者の対談を観ると、「正しいことをしたかったら、利益を出せ」と述べている。

「モノがあふれた時代のモノの買い方、売り方」を考えさせるビジネスモデルである。

 

 

台風と心臓病

葬儀の表紙台風8号が九州に上陸してから、日本列島を舐めるように北上を続けている。

台風の日には心臓病の人は気を付けてください。

台風が通る日には、心筋梗塞で亡くなる人が、前日の3~4倍に跳ね上がるのだそうだ。

台風と言うのは要するに発達した低気圧だが、気圧が大きく下がると人間の自律神経のバランスが崩される。

その結果、冠動脈にけいれんが起きることがあるのだ。

硬化している動脈にけいれんが加わると、血液が流れなくなってしまい、心筋梗塞につながるのだ。

台風が近ずくと、台風そのものがストレスとなるので、その他のストレスを減らすことも大事だ。

例えば、長湯をしない、飲酒を控える、旅行をしない、くよくよ考えるようなことを避ける、腹を立てないようにするなど・・・。

このような事に気を付けて、台風が通り過ぎるのを待つのだ。

行ってしまえば気圧が上がってくるので、酒を飲んでも腹を立てても構わない。

つまり、台風の日にはストレスの総量を減らし、心臓の負担を減らすように心掛けることが大切な事だ。

風鈴の音は?

脳のイラストTBSラジオの「大沢悠里の悠々ワイド」を聞きながら通勤している。

月曜日の番組の中で、風鈴の音で苦情が・・・・という話題が上がっていた。

これを聞いていて思ったことがあるので,記してみたい。

小生は風鈴の音や鈴虫の鳴き声を「心地よい」と思うが、「心地よくない」と感じる人もいるのだ。

欧米に赴任した人が、風鈴を軒先に下げていたら苦情が来ると言う話はよく耳にする。

これは、日本人の脳と欧米人の脳は違うらしいのだ。

どう違うのかと言うと、先ほどの音を左脳(言語脳)で聞くと心地よく聞こえ、右脳(音楽脳)で聞くと雑音に聞こえるのだそうだ

一般的に、日本人は左脳(言語脳)が発達しているので、心地よく聞こえるのである。

どちらが発達するのが良いかは分からないが、両方を発達させるのが良いに決まっている。

そこで、我々日本人がかねてより不得手としてきた右脳を鍛えるには音楽がよろしいのである。

カラオケで演歌も良いが、クラシック音楽が良いと言われている。

左脳は創造の脳と言われていて、新しいものを考えたり作り出すのに必要なのだ。

これを鍛えることは、生きがいを探し「ボケる」事を予防するに違いない。

W杯を観察

kutuワールドカップは準決勝と決勝を残すのみとなった。

世界的な盛り上がりと言うか、サッカー熱の凄さはオリンピックの凄さを凌ぐとも劣らないようだ。

優勝までにはこれからもドラマが続くと思うが、予測がつかない事が優勝を決定づけることになるかも知れない。

勝負では、ここ一番に絶対強い男と言う者がいる。

小生たちの世代では、長嶋がそうであり、亡くなったアイルトン・セナ、貴乃花等がそうであった。

「あいつはスゴイ」と言わせるのは、記録ではなくここ一番と言う時の頑張りであろう。

そんな土壇場での強さは、どうしたら身に着けられるのか。

それは、「達成動機」であると言われる。

目標達成のために気持ちを集中し、緊張状態をコントロールしていくのが上手いのだ。

緊張状態は強すぎても弱すぎても目標に集中できない。

まずは、セルフコントロールを心掛け、精神状態が安定するために、気功で言うところの気を丹田に集めることだという。

ほかにも様々な事があると思うが、こんな目でW杯を観るのも面白い。

 

不思議なこと

__【薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク。ナニゴトノ不思議ナケレド】

これは、北原白秋の詩である。

薔薇の木に薔薇の花が咲くのは当たり前である。

薔薇の木に桜が咲けば、それこそ奇跡である。

だから、詩人の白秋は、それを「ナニゴトノ不思議ナケレド」表現しているのだが、お気づきかと思うがこれは反対語表現であって、詩人はこれこそが、・・・不思議・・・に他ならないと言っているのだ。

本日、世田谷の某優良会社にお邪魔して、「不思議」ということを考えさせられた。

実力が無い者がろくに勉強もしないで、試験で100点を取る。

これが不思議だと考えている。

これも不思議に違いないが、実力もありしっかり勉強した人が100点を取る、これも素晴らしい不思議だろう。

その意味では、実力も無く怠けていた者が0点を取り、中程度の実力の者がしっかりと勉強して70点を取る、これも不思議だ。

会社にしても、結果は同様だろうと思うと、気が楽になるのだ。