原発事故から2年

3.11が近づいた。福島第一原発j事故から2年が経過。

テレビでも取り上げるチャンスが多くなってはいる。

まるで、時間が止まってしまったような画像ばかりである。

昨日はWBCの野球が長引いて、ニュースの時間が短くなって残念であった。

ご覧になった方も多いと思うが、古館キャスターが福島原発の4号炉、次いで3号炉に入った時の映像を流した。

4号炉は炉の中には燃料棒は入っていないが、取り出したものがプールに2倍量入っているのだ。

このプールが何かの原因で破損したら大変なことになると言われ続けているのだが、プールの補強は万全に行ったと報じた。

一方、3号炉はというと、手がつけられていない、というよりも手のつけようがないのだ。

瓦礫をどかすにしても、放射線量が高くて近寄ることができない。

ロボットの開発からやっていかなければ、何もできない状態なのだ。

1号炉、2号炉、3号炉とも内部が「どのような状態か」すら判らないのだ。

判らないものに、対策の立てようもない状態なのだ。

廃炉まで40年というけれど、40年かけて廃炉にできれば良い、という願望に聞こえてくる。

 除染の話題も少し出ているが、明るい結果が無いのが実際だし、除染した場所に住みたいと言えるかが問われる。

本当に大量の税金を投入しているが、もっと有効な使い方があるだろう、と言いたいよ。

2度目の3.11がこれで、来年の3度目の3.11はニュースが更に小さくなるのだろうな。

 

 

 

 

 

進展はある?

昨日訪問した会社の社長から電話を頂いた。

「福島での除染」についてのことであった。

今度の日曜日(10日)に、大震災から2年経過の報告会が行われるそうだ。

昨年まで社長が県人会の会長をしていたが、弟さんに譲ったので社長は出席せずに、弟さんが出席するとのこと。

その席かその後の席にて、昨日の「除染」の話をさせるが、よろしいか?とのこと。

もちろん異存があるはずはない。 

是非お願いしたいと申し上げると、テストの時は一緒に行こうと、そして社長の実家に泊まってくれと。

ありがたいお話で、恐縮した次第。

 今日は練馬区のガス洗浄プラントを製造している会社におじゃました。

何かヒントがあるのではないかと、鵜の目鷹の目で構内を見渡すも期待外れだった。

Y氏の車での帰途中に良いものを探したぞ。

それは、ガソリンスタンドにある、普通に目にするものである。 (実際に効果があれば、いつか披露することになろうが・・・)           

 亀戸天神社の梅(2013.03.08撮影)

 

 

 

 

 

除染の話

福島県出身で都内在住の社長と会った。

以前から某氏の紹介で、会ってみませんか?と打診されていた方である。

原発事故から2年が経つのに、一向に進まない除染、酷い有様である。

小生の気持ちの中では、除染に対しての取り組み意欲は、既に小さなものになってしまっている。

幾度も「良かれ」と思って提案しては、「断られ」の連続であったので、「もう御仕舞」にしようと。

今回もそんな目に会うのではと思いながらも、「これで除染の話は最後」とお会いした。

大きな見えない厚い壁に跳ね返されても、打破を試みてきた事が生かせればと、気持ちを新たに臨んだ次第。

結論から言うと、小生の除染技術で「社長のふる里を蘇らせる」ことができるかを、ふる里の市長たちに相談してみようという事になった。

何度か記したが、一つは「除染剤」の技術であり、もう一つが「埋設方法」に関するものだ。

要は、放射性物質の移動を封じて、長期間人間に悪影響を与えないように安置することができれば良いのだ。

(AT-2000の放射性物質を吸着する方法を、土壌中で行うというものだ)

放射性物質に関して、専門家ぶった人は多勢いるが本者の専門家はいないのではないかとつくづく思う。

何故なら、誰もやったことがないのだから、評価できることがそもそもおかしい。

小社の空気清浄機の放射能試験ですら、「標準物質がないからできない」だってさ。「本当は怖いからだろう」と言いたい。

これが、全てを物語っているのではないのか。

                  放射性物質への取り組みの総決算として・・・。

pm用空気清浄機の評判

2月にpm用のフィルターを開発して空気清浄機を売り出して1ヶ月が経った。

pm2.5のニュースは、日毎に大きくなるばかりだ。

昨日は熊本の辺りで、警報が出るほどひどい状況だったらしい。

今日は関西がやられている模様だ。 大阪がひどいとテレビで放送している。

 そんな矢先、福岡市でAT-2000をご利用いただいている方からメールを頂いた。

勝手に利用してちょっと気が咎めるが、添付してご覧いただこう。

福岡の大気はここ数日かすんでおり、昨日はPM2.5濃度が環境基準を上回ったようです。水で洗い流すという発想のAT-2000は非常に理にかなった機械だと思います。我家には空気の汚染度を知らせるマーカーが付属した他社の最新空気清浄機もあります。AT-2000を設置している部屋にこの機械を試験的に持っていくと、いつもきれいな空気である事をマーカーが知らせてくれます。どんなにハイテクを駆使した空気清浄機でもフィルターを通すだけでは浄化しきれない事を認識しました(PM0.1のような微細粒子もありますからね)。
 
もう一つ紹介させていただきたい。 奈良でご利用いただいている方から先日いただいたメールだ。
わが家はアレルギー一家ですが、AT-2000の置いてある部屋だけは快適に過ごしているようです。さすがに、水で洗う仕組みというのは凄い物だと実感しています。
 
pm2.5と花粉がダブルで押し寄せるこの時期。
症状が酷い人は同情にたえないが、それ以上に病気のもとになるのであるから、何としても避けたいものである。

安全防災課を訪問

気温が上がって暖かい。

こんな日は外に出たいと思っていたら、H氏からの電話で某市の安全防災課を訪問した。

既にアポを取ってあり、H氏は親しげである。 

話を聞いていると、遠い親戚に当たるようなフシもある。

 それはともかく、防災に関する意見を交換し合った。

小社が行っている自販機と防災用のトイレ備蓄のコラボに関しては、非常に関心が高く協力してもらっている。

役所の予算が厳しい中で、予算措置が不要で備蓄ができるので「誠にありがたい」と感謝された。

更に、普及するために「量を確保」「備蓄箇所を多くの場所に」「安全なものを」「弱者に配慮できないか」と、要望も多々。

帰り際に、幾つかの案内をいただいたので、宿題と一緒に今後の課題である。

温めているものもあるので、至急実現に向けて試作を開始しようと心に決めた。

安全、簡便、安価、量の確保がキーワードである。