炭化装置のテスト

__低温炭化装置のテスト機を稼働するので、見学の誘いを受けたので訪問した。

八王子の知人が所有するラボに設置した装置は、1回の処理量が約1kgが可能である。

炭に関しては解っているようで、解らない点が多いのだ。

この炭については過去に何度か書いたが、低温で焼成しているので親水性が大きいのだ。

細かい粒子にしたこの炭は、水に投入して振盪すると簡単に分散して暫く分散状態が続く。

又、炭は一般的に小さい空洞を有しているので、この空洞が色々なものを吸着することが知られる。

ところがこの炭を電子顕微鏡で撮影すると、空洞が存在せずに平滑な板状の形状である。

小生はこの分野のことは素人だが、炭(カーボン)には金属から有機物までの挙動をするのではないかと思っている。

(硬い炭には備長炭があるが、叩くと金属音がする)

理論的には解明されていないが、リゾチームという酵素は50℃では活動を停止するが、この炭素と共存させると活動が続くのだ。

他にも植物の生育が良好になる効果等が確認されている。

イギリスでは本年「カーボン研究所」を設立して、本格的な研究を始めたようだ。

中国の動き

何かきな臭い感じのこの頃である。

航空識別圏とかいう聞きなれない言葉が出てきたと思ったら、結局は中国がアメリカに喧嘩を売った形だ。

承知の上でやったことだろうが、国際的に中国を支持する国は見えない。

反米の姿勢を貫いている国からも支持の声が挙がらないのは、余程酷い主張だということが言えよう。

 「勝とう」「勝とう」と人を押しのけて、遮二無二前に出ていく姿に似ているように思う。

「強い」と思い込んでいるのであろうか。

「勝ちたいと目を血走らせている」そして、拳を振り上げて襲いかからんとしているのか。__

こんな時は、ふっと体をかわしていなすようなやり方がないものか。

領土問題に勝ち負けなどないわけだから・・・。

それにしても、一党独裁が危うくなると何を言い出すかわからないな。

「妥協」という言葉を持たない国なのだから。

 

笑タイム

スーパーマーケットの二階にある薬局に行った時のこと。

賑やかなBGMが流れていたとはいえ、隣の書店との境に壁がないので私は声を潜めて言いました。

「あの・・・・・・・・ベンピヤクを下さい」

私につられたのか、店のおじさんも小声で、「ハラづまりですか?」  「ハイ」

すると、おじさんは、指を鼻の穴に持っていき、「こう、シュッ、シュッとするやつですよね」 __

「?」私は訳が分からず、「あの、ベンピなんですけど」

おじさん、やっと合点したように、大声で思いっきり、「ああ、便秘薬ですか、点鼻薬じゃなくて!」

 運悪く、次の曲に変わるために、その瞬間、BGMは止まっていた。

思えば、おじさんは「ハナづまりですか?」と、尋ねたのだった。

 

急がば回れ

国会は「特定秘密法案」を、強引に通過させる様子を映している。

何でこんなに急ぐのだろうか。 来年4月から消費税が上がる。

すると、内閣の支持率が下がってしまって、この法案を通過させるのが難しくなることを読んでのことなのか。

政治の事には疎いが、「何となく危うい感じ」を受ける。

今、こんなことをやっている時期なのか。

福島に行って、「特定秘密・・・」の公聴会を開いたのだって。

これをやる前にやることがあるだろう。

福島のことを先に解決してくれよ、これが福島の、国民の声ではないのか。

国民からずれた国会には、国民が鉄槌を加えるべきだ。

いろんな反響がある

福島に行ったんだって?・・・と、質問を受ける。

仕事の関係で、何人かには「福島に行って・・・」と伝えておいたが、「どうだった」と聞かれる。

中には、福島の放射線量のデータがあったら見せて欲しい、と言うのだ。

見せると、一様にその数値の大きさに驚きの声が上がる。

安倍総理の「コントロール下にある」発言が、福島の放射線量への関心を高めているのかも知れない。

真実の値が正確に報道されているのかというと、「怪しい」、と言わざるを得ない。

小生は「堀場製作所製のシンチレーションカウンター」を、持っていったが、寝室の値が0.8μsV/hで八王子の約10倍の線量だ。

当初の国の基準は1mmsV/年(=0.23μsV/h)であった。(つい最近はこれを個人が浴びた線量に変更)

従って、寝室で4倍ぐらいの線量なのだ。

寝室がこうだから外は推して知るべしなのだ。

何度も書くが、ここは避難準備区域でもなんでもない場所なのだ。

政治家はこの地で活動してみるが良い。 この地の産物を毎日食してみると良い。