福島原発のその後
めったに書かなくなったが、福島の原発について。
国民から忘れ去られようとしている感じがするこの頃だが、マスコミの報道量と大きく相関している。
余程の事件が無いと、話題にならないから報道しなくなっている。
また、放射性物質については、この位の量では問題ないというような「耐性」を植え付けられたように思う。
原発の防護カバーを撤去した際に出た放射能漏れの量に驚いた。
1兆1千億ベクレルの放射性物質が飛んだのだ。
どのくらい危険なんだと言われても見当もつかないが、捨てて良いとされている(これも怪しいと思うが)のが8千ベクレルだから、その大きさがわかろうと言うものだ。
食品については100ベクレル/Kg以下とされているが、原発から数十キロ付近のコメから放射性物質が検出されるのは当然だ。
不思議なことは、コメだけなのか?ということだ。
あたかも、コメだけ選択的汚染されたかのごとき報道には、腹立たしささえ覚える。
汚染水についても一向に解決に向かう兆しさえ見えないようだが、貯水タンクに中古のものが使われていたとの事。
中古が必ずしも悪くはないかもしれないが、タンクから汚染水の漏洩が頻発していることと無関係なのかどうかだ。
生産活動でないところへの税金投入には、もっと厳しい目が必要だ。これから延々と税金投入が続くのだから。