2013年5月14日 20:29 - CATEGORY: 雑感
たるんだというのは褒め言葉ではない。
たるんでいるから、叩き直してやるとか、あいつはたるんでいる、なんて使う言葉だ。
大阪から知人が来所して打ち合わせのあと、新宿で別の知人と会って打ち合わせを行った。
明日訪ねる大手の企業に説明するための、下打ち合わせである。
ゆるキャラで「くまもん」が大ヒットであるが、本物の熊は山に餌が無くなって里に降りてくる。
里山の開発、異常気象とか言われるが、熊は山を降り人は山に登る時代だ。
熊は木に登り、手当たり次第になっているものをもぎ取る。秋になると柿が狙われるが、一本から200~300個の柿が取られるという。
熊が来ても取られないように、漁網を張って予防をしているらしい。
この漁網の張り方にポイントがあるのだそうだ。 弛ませて張った網には近寄らないのだそうだ。
どうも弛んだのに触れると、体が包み込まれる感じになるを嫌がるのではないかとのこと。
熊だけでなくカラスやイノシシも弛んだ網には近づかないらしい。
網を張るというから、ぴーんと張らなければいけない、と思いがちだがそうではないのだ。
少し弛んだくらいがちょうどいいのかもしれない。人間にしても張り詰めてばかりいたら気持ちが持たない。
2013年5月13日 17:33 - CATEGORY: 雑感
昨日は香港向けの「Pm2.5用空気清浄機」を、出荷するための準備作業に追われた。
気温は高いし、単純作業であるので、テレビの音声をつけてマラソンの実況を聞いていた。
ハーフマラソンで、女子の「野口みずき」が出場していた。
今度の世界陸上でマラソン代表に選ばれたので、調整を兼ねて出場したのだろうと思ってみていた。
考えてみると、彼女はオリンピックで優勝後、故障続き。 選手生命も終わりだろうと大方が考えていたに違いない。
その彼女が「久方ぶりに勝利した」のだ。
ハーフとは言え勝つことから見放され、何度も諦めかけたに違いない。
マラソンはオリンピックの華と呼ばれる種目だが、要は42.195kmを駆け抜ける単純な種目だ。
しかし、そこにはスタミナ、スピード、精神力、克己心などが要求される。
毎日繰り返される血の滲むような練習が伴わなければ、身に付かず勝利に近づけない。
そして、ビジョンのしっかりした計画も欠かせないものだ。
だからマラソンは人生の縮図と言われているのだ。
昨日の野口みずきを見ていて、「逆境に耐えられる実力」を身につけた姿を感じた次第。
これなら、やれるぞ、頑張るみずきに注目。
2013年5月10日 20:43 - CATEGORY: 未分類
友人に相談されたのが、「結婚式でのスピーチ」に何か良い台詞はないかである。
人生経験は十分すぎるほどあるが、なかなか上手いことが言えないという。
まあ、上手いこと言おうとするから出てこないのだと思うが、・・・。
そこで、結婚生活と人生の機微を適確に突いた、「詩」を紹介した。
二人が睦まじく居るためには、愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
二人のうちどちらかが、ふざけている方がいい
ずっこけている方がいい
正しいことを言う時は、少し控えめにするほうがいい (吉野 弘)
披露宴で朗読すると、ちょうど新郎新婦の両親の世代にあたる40~50代の出席者たちが、頷きながら聞いているはず。
人生の喜怒哀楽全てを味わってきた世代だ。
知に働けば角が立つことを知り尽くしている。 それよりは愚かでいるほうがいい、それが円満の秘訣だ。
当の新婚さんには無理で興味もないだろうが、年の功を話に盛り込めばどうだい・・・?
2013年5月9日 17:50 - CATEGORY: 雑感
連休前から営業で学校を訪問している。
八王子、日野は世界有数の学園都市である。
女子大学や短大は都内回帰で幾つかは無くなったが、それでも20ぐらいはあるのではないだろうか。
知っているところを思いつくままに、首都大学東京、中央、法政、拓殖、工学院、帝京、東京薬科、東京家政、純心、創価、文化、多摩美、東京工科、東京造形、明星・・・と小生が思い出す大学でもこれだけ出てくる。
笑い話になるが、東京の大学に入学した地方の女子学生が多摩にやって来て、「私が住んでいる所より田舎だ」と、言われるのだそうだ。
そればかりではないのだろうが、多摩地区から女子大は減少してしまった。
不動産屋に聞くと、女子大があった近所のアパートやマンションは困っているそうだ。
何が大変かというと、住人がいない上にワンルームで、改造に費用が大きく掛かるからだそうだ。
そして、お風呂とトイレが一室にあるというのが嫌われるらしい。
時代は変わったのだな、とつくづく思う。
少子化で学生は減る一方だし、学生気質は変わってきているので難しいようだ。
大学に行って学生たちを校内で観察していると、若さは羨ましいが「シッカリシロヨ」と励ましたくなる。
年寄りの・・・・・だよ、と言われそうだ。
2013年5月8日 20:38 - CATEGORY: 未分類, 雑感
以前に何度か話題にしたことがあるが、「柔らかい炭」の話だ。
友人のT氏が長年にわたって、研究・試作を繰り返してきたものである。
昨年の夏が終わった頃だったろうか、知り合いの製麺業(田村うどん)で「どうだろ・うどん」を製作してもらったて食べた事を書いた。
炭を練りこんだ真っ黒いうどんを事務所一同で食べ、写真を掲載した。
この時は色は真っ黒以外、特別な味がある訳でもなかったが、将来特別な効能でも・・・との期待がない訳でもなかった。
炭はご存知のとおり植物を蒸し焼きにして作るが、できたものの性状はよく解っていないのだ。
有機物と無機物のどちらに所属するのか、無機物でも金属に近いもの(備長炭などは叩くと金属音がする)果てはダイアモンドまであるのだ。
腹痛の時、よく飲んだ正露丸などは炭を丸めたもの、イカ墨の炭、カーボンファイバーとキリがない。
良く目にし、昔からあるありふれたものだが、殆んど解明が進んでいないのだ。
ドイツでは昨年、炭素専門の国家研究施設が出来だようだし、これから世界的に研究が進む分野かも知れない。
恥ずかしながら、小生たちもこの炭素で農業分野を開拓しようと考えているが、思わず食品関係でお声が掛かった。
そんな訳で、来週の打ち合わせの準備に来所を願ったものだ。
余談だが、氏の父は「日本料理界の家元」で著名な方である。
小生は日本料理の家元なんて聞いたことがなかったが・・・。