電車に乗ったら

今日の東京は暑かった。

午前中は立川で用事があったので電車に乗って出かけた。

快適温度で比較的空いている時間であったので、たった3駅であるが座って行けた。

満員電車はなるだけ避けるようにしているが、先方の都合によって混雑時に行かなければいけないこともある。

そんな時のストレスを少なくする方を探してみた。

1. 満員電車では人の動きに逆らわないで、電車の揺れや人の動きに身を任せる。

2. ドアの近くより、中央部に入ると無理な力を受けないで済む。

3. 読書は辞めることだ。イライラしてくるから。

4. 時間を有効に使おうとは考えないで、外の景色でも眺めてリラックスするように。

5. 車内広告や宣伝文を見回して気分転換をはかる。

6. 早出出勤も良いかも知れない。

・・・と、思いながら、暑い中の電車に乗った。

夕刻に大阪から来社したA氏は、関西は物凄い暑さですよ、と言っていた。

技術立国の落日?

大企業の決算発表が報じら、軒並み黒字決算である。

数ヶ月前までは大赤字に頭を抱えていた家電業界でさえ、「円安効果」で反転している。

ただ、中身を見ると大赤字の状態と変わっているわけではなく、将来展望があるわけでもなさそうだ。

世界のコスト競争に打ち勝っていくために、多くの企業が中国等へ工場を移していった。

その時はそれが正解だったのかもしれないが、今となっては技術を持って行かれてしまったところが多い。

特に、熟練工まで引っこ抜かれてしまった業界は、全財産を持って行かれた形だ。

 一般的に生産工程においては、特殊技能を持った人間がいて、数値化できない技能に価値がある場合が多いのだ。

この技能こそが職場でのポジションを確立してきたわけで、これまでが外国に流出してしまっては何も残らない

日本にとって「数値化できない個々の腕こそ」が、流出してはならないものだ。

もっと「職人が大切にされる国」でないと、何も残らないように思う。

夜来香

昨日母の老人ホームに行って、久しぶりに会ってきた。

痴呆が進んでいるので、小生が息子であるという認識はない。

ただ時折、親父に似ているのだろう・と思われる台詞がポツンと出てくる。

それでも誰かしらが、たまに会いに行ってやることが本人にも良いことなのだな、と感じる。

 丁度昨日は、8月の誕生日会が行われていた。

お祝いに「台湾からの歌踊団?」が、総勢9名で慰問に訪れていた。

決して若くない台湾からの人達だが、日本の歌を唄い、現地の踊りを一所懸命に見せていた。

どのようなルートで訪問したのか分からないが、小生の立場からすると「感謝」である。

殆どが車椅子で参加しているが、症状によってであるが途中で退席を余儀なくされる。

終わりまで残ったのが約半数ぐらいだ。 それでも熱演で、お年寄りを楽しませようとする姿があった。

特に、戦争で満州に行っていた母にとっては、最後の曲「夜来香(イエライシャン)」が鳴った時には手拍子を打っていた。

脳の片隅に刻まれた記憶が、曲と共に突然蘇るのであろうか、新たな驚きであった。

また来るからと手を握って別れたが、その手はいつもより暖かい気がした。

北京のこと

中国人の崔さんが来日した。

氏の奥さんは日本に在住していて、年に2~3回どちらかの国で会っている。

日本人の小生から見ればおかしな夫婦だなと思うが、これも一つの形なのだ。

小社のお手伝いをいただいているH氏の紹介で知り合って、空気清浄機AT-2000の開発では大変お世話になった。

ところで今度の来日では、崔さんの両親が住む北京から飛んできたとのことだった。

「北京の空はどうですか?」と聞くと、「最近では季節や風向きに関係なく酷いPmですよ」との事。

その事を聞いた夕方のTVで、「北京のPm2.5」について報道していた。

とにかく酷い状況らしい。 

新築のマンションでは屋上に大きなフィルターを通して、室内に空気を送るシステムを目玉にしていると報道。

そこまでしないと住めない室内なのかと、考えてしまう。

屋外に出るには防毒マスクを着用しないと、呼吸できないということか?

もはや、生き物が生活できる環境ではないのかも知れないとは言い過ぎ?

スマホのこと

以前に2回auショップに行ったことを書いた。

非常に不愉快な思いをしたことを書いたが、昨日auの代理店から電話があってその話をした。

女性の方であったが、その場で上司に取り次いで本日来訪したいとのこと。

何台も契約しているわけではないので恐縮してしまうが、お出で頂くことになった。

新宿から八王子まで、暑い中を昨日のお二人で来社。

色々と話をさせていただいたが、「客に対する対応は”即”」が鉄則、を実感した。

あれほど、次の機種変更ではau以外にしようと、思っていたのにauと契約しているではないか。

つくづく思った。「不満に思っていることは、吐き出せば殆んどなくなるもの」

即対応がいかに大切なことであるか。

立場を変えれば、我が身にも起きることである。 毎日が勉強である。