TPP参加
阿部総理大臣が、TPP交渉への参加を表明した。
アメリカが相当の力を持っていて、自由に決定していくのではないかという懸念で反対する人も多勢いる。
特に、農業分野はズタズタにされるのではないかと、農協を中心に猛反対だ。
一方、経済界は大歓迎だ。 関税の撤廃で輸出に頼る業界は歓迎だ。
トータルでどのようにするのが良いのか、という問題であるので、日本の将来を示した上で判断するべきだろう。
ここで、よく知られている「マーケットリサーチ」の話題を聞いて下さい。
アメリカの靴のセールスマンAと、Bの二人が、アフリカの奥地へ市場調査に行きました。
が、まだ未開の地のことで、原住民はみな裸足です。
Aは本社に「原住民はみな裸足、見込みなし」と、Bは「原住民はみな裸足、大いに有望」と電報を打ったそうだ。
さて、ここでどう考えるかであろう。
Aは「誰も靴を履いていないのだから、これでは一足も売りようがない」と、現象面だけを考え悲観的になってしまい、Bはこの現象を逆に考え「誰も履いていないから、売り方によっては全員に履かせることができるのではないか」と、前向きに捉えている。
この話のように日常の中で、意外とAのような発想で、難題に思えることをやり過ごしたり、諦めたりしていることが多いように思う。
視点を変え、プラスに転換する事を考えることで、ヤル気を起こす事が出来ると思えることが、いっぱいあると思う。