日本人と桜

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東京の桜に開花宣言だ。

例年より早い開花であるが、確かに物凄い寒さから急に暖かくなって、驚いて開花したのではないかと思うぐらいだ。

それはともかく、東京の卒業シーズンに桜が間に合って、絵になる写真が撮れることは嬉しいことだ。

 日本人と桜の関係は奥が深い。

桜の散りざまに日本人の死生観がダブっているとはよく指摘されることだ。

日本人の桜好きには、明治以降の富国強兵策と戦争勝利と、それに伴う新興ナショナリズムがあったことも否めない。

そして今も、日本全国の小学校の校庭に戦前からの桜が数多く残っているのだ。

それらの桜の花々には、激動の時代をくぐり抜けてきた無数の国民の思いが塗り込められている。

間もなく小学校では、桜の下を6年生がくぐって去り、その後には新入生が入ってくる。

現代は、桜を平和を求める日本人の心を象徴する花として、精神の内面に位置づけているのだ。

日本は桜の国だ。 桜の花は人を見て咲くから、下向きに開花するのだ。

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