若葉が香る
今朝の通勤途上は素晴らしかった。
サマーランドの入口に500~600台位入る駐車場がある。
たまにその横を通ることがあるは、普段はそれほど気になる景色ではない。
駐車場奥の里山に、桜が散り損なったように少し残るが、若芽の柔らかい葉っぱが眩しかった。
この光景は毎年目にしているはずであるが、今年ほど素晴らしいと思ったことはなかった。
この場所が特に素晴らしいというわけではないのかもしれないが、500m位進んだ場所はかっては絶景と言われた場所ではある。
「七枚屏風」と呼ばれ、その言葉通り屏風が何枚も立っているように見えたものだ。
現在は山の土砂が崩壊して、その名残を探すのも難しい光景になってしまっている。
それでも、今朝の景色には「新しい息吹き」を久しぶりに感じたことだ。
こんな日はきっと良いことがあると、軽やかな気分で仕事にかかった次第。
色々な電話をいただき、「AT-2000」や「トイレ」の話が進みそうだ。
春にうかれてばかりもいられないが、今日は最善だったろう。
しかし、今日の最善は、明日の最善ではない。 日々進歩しなければと。
「日新、日々新、まことに日新」(ひにあらたに、ひびにあらたに、まことにひにあらたなり)
木々の葉も綿毛を払い、やがて緑が濃くなっていくのだから。