恐竜は食い殺された
恐竜展が毎年夏休みに開催されている。
子供が小さい時は長時間並んで見学したことが懐かしい。 きっと今年も開催されて大人気のことだろう。
あの大型動物がある時この地球上から絶滅した。
この原因についてはいろいろな説があって、現在は隕石が衝突したことが主因とするものが有力のようだが。
それまでの説の中には、小動物に食い殺された、・・・というものがあった。 今でも我々の身の回りと似ていることなので書いてみる。
身の丈数十メートルの恐竜は体の割に頭が小さく脳が小さい。 これは、恐竜を想像すればわかると思う。
地球上の食料不足は全動物に共通のことであった。 力の弱い小動物(例えばネズミのような)にとっては、恐竜よりも深刻だ。
そこで、近くの恐竜に噛みついてみた、・・・ところが、脳が小さい恐竜は噛まれて「痛い」と感じるまで数秒、痛いと感じて「行動」まで数秒は安全な時間があった。
「食っちゃ逃げ、食っちゃ逃げ」で、恐竜はネズミに食い殺されたのだ。
鈍感な大きな力には、フットワークと頭脳が必要なのだ。 どこか、似ていないだろうか。