釜石109
お盆の休みが終わって、世の中が動き出した。
その休みの間にもいろんな出来事があった。
良い話題だった1番手は、「釜石の109」だった。
釜石の女子中学生が、渋谷の109の社長に宛てた一枚の手紙からだった。
女子中学生は被災地の若い女の子たちが、笑顔と元気を取り戻したいとの事から筆をしたためたという。
「思っているだけじゃなくて、行動してみたら」と、後押ししたお母さんも偉いと思う。
また、これに応えた「109」は、最高の復興支援を行った。
臨時の109ショップに並んだ女子校生たちのデザインシャツを、バックアップしたであろうスタッフには賞を与えたい。
テレビで観ていても、「親子連れの生き生きとした表情」、被災地であのような光景を見たのは初めてだ。
何と言っても、自分達の事を自分たちの手で、そして自分たちが主役でなければ、真の復興はないということを示している。
予算を国が、霞ヶ関でコントロールしているようでは、復興は遠のいていくばかりである。