中秋の名月
今夜は中秋の名月だ。天気が良いので、月見には最適であろう。
小生が子供の頃は鹿児島で過ごしたが、お団子とすすきを月に備えた記憶がある。
それに加えて、50~60cmの太い綱を編んで、村中が総出の綱引き大会が行われたことを思い出す。
綱引きが終わると、その綱を土俵に見立てて、子供相撲大会が開かれた。
小生は走ることは苦手であったが、相撲は割と強く賞品を良く貰っていた。
月が大きなまん丸になっていく神秘的な出来事に、昔の人は神がかりのことと感じたのであろう。
遠い昔のことだが、つい先日のことのように蘇る。
八王子では9月末に富山県八尾から「風の盆」を招いて、八尾の人達と八王子の人達が一緒に街を練り踊る。
今日は黒塀の花街の通路で、芸者衆が踊りの練習をしていた。
本来、二胡の伴奏で踊るのだろうが、三味線で練習というのも何となく面白い。
すっかり秋めいた空気となった。