ノロウィルスの事
過日お邪魔した特別養護老人ホームから電話があった。
案内を置かせてもらった小社の「ジェルネット・Ag」について、説明会を開催したいとのこと。
老人施設において、心配な冬の季節到来を感じる出来事である。
ノロウィルスとインフルエンザウィルスに対して、厳重な対処をしていかなければいけない時期が始まった。
目に見えない微細なウィルスは、菌とは別のものである。
ウィルスは無生物と呼ばれ、生きているものではなく、細胞の半分を持つのがウィルスなのだ。
ノロウィルスはRNAのみを持ち、人間の大腸内で増殖をしていくのだ。
よくウィルスが変質するという記事を目にするが、RNAと結合する相手が変化するからだ。
牡蠣が感染源とされることが多いが、二枚貝が泥を一緒に食すことで、ノロウィルスを取り込む。
このウィルスは、非常に増殖が早く・強いので少量でも感染する。
口・糞から感染するので、手洗い、清掃等の食中毒を防止すると共に、感染者が出たらその対処を適切に行うことが肝要だ。
小社では特に嘔吐物凝固剤「ジェルネット・Ag」を、ご利用頂いていて啓蒙活動も併せて行っている。
本品は、嘔吐物からの飛沫感染を防止するために、嘔吐物をジェル化し、塩素系の消毒剤で消毒を施して簡潔処理するものである。
小社は清浄用の安定化二酸化塩素「清泉」も提供している。