ハルビンに冬到来
日本では台風が来たり、雪が降ったりと例年とちょっと様相が違う。
かの国ではPm2.5の値が報道される度に、驚くような数値だ。
しかも、写真がついているから、その様子が非常に分かりやすい。
今日のインターネットを観ると、中国の哈爾浜(ハルビン)の様子が映し出されていた。
寒さが到来して、一斉に暖房を使用しだした為にPm2.5の値が1000μg/㎥だと言う。
日本で警報が出る値が70μgであるから、14倍も高い値である。
写真を見ると、1週間ほど前に見た北京の空と同様で霞んで前が見えない。
それにしても、暖房を石炭で行っているから急にPm2.5の値が増えた、というのは可笑しくないか。
ハルビンの人口が増えたわけでもあるまい、暖房温度を上げたわけでもあるまい。
やはり、工場や自動車の排出ガスの問題だろうに、そうは言えない事情があるのだろう。
10年ほど前の10月末頃に、香港からハルビンに飛んでいった事がある。
香港の気温が30度でハルビンの飛行場の温度計が-20℃であった。
デパートに急いで、毛皮の帽子とブーツを買ったことを思い出す。
その時に撮ったハルビン駅付近の写真を掲載する。
雪は大したことはないのだが、底冷えして全てが凍てつく感じだった。
ホテルの玄関から見送りに出て、数分で体が凍るのではないかと思ったほどだ。