福島で埋設テスト
12日から14日まで福島の本宮市に行っていました。
福島県の真ん中に位置し、「へそ」と称されることもあるそうです。
同行の某社会長がこの土地の出身で、原発爆発の1年前に新築した家があって、そこに宿泊。
玄関先で0.6~0.8μsV/hの放射線量であった。(小社事務所は八王子にあるが、ここの線量が0.06~0.08μsV/h)
土地の住民25名と東電の方が3名出席し、原発の現状と今後の計画等について説明。
その後、質疑応答、要望等の時間があったが、いつ終わるか分からないほど果てしない会合だ。
外を見ると雪が舞ってきて、時刻が3時30分を回っている。
小生の福島との関わりを通して開発した除染法を説明して、実際の汚染土壌を埋設する実践作業を行った。
果樹園にある畑で行ったが、ここの空間線量が0.80μsV/h(東京の10倍位)であった。
手法はベントナイトとバーミキュライトを使って、表土を地下1mに埋設するものである。
この考え方は、小社空気清浄機AT-2000の放射性物質吸着フィルターの原理を応用したものである。
日は暮れて真っ暗になり、トラックのライトを照らして極寒の中での作業をやっと終えた。