世界イチバン
NHKで4時から50分間「世界イチバン」という番組を観た。
明日の準備を終えて時間があったので、党首討論を観ていての続きである。
小生が5年くらい前までよく行っていた中国の深センという場所で、その画像が懐かしい。
油絵村という「複製画」の産地である。世界の6割以上を生産しているらしい。
一度行ったことがあるが、当時は舗装のない道路がぬかるんでいたが、画像では綺麗になっていた。
狭い場所に複製画が溢れ、若い画工(複製画を描く人はこう呼ぶ)が、キャンパスを前に汗を流していたのを思い出した。
TVでは画工が画家(オリジナルの絵を描く)を目指していく姿を追っていた。
新しいものを創造するには「何に感じ、何を訴えるのか」という主張が大切なことだ。
中でも画家を目指す若者に師が語った言葉に、「自分が感動できないで、他人は感動させることはできない」だった。
これは絵に限ったことではなく、全てに言えることだろう。
夏の暑い深センも過ごしやすい季節になっている頃だろう。