チョコレートで愛
京王線で府中まで出かけた。
何処の駅で降りても改札を出ると、チョコレートの山だ。
毎年恒例の「バレンタインデー」前の風物詩となったようだ。
最近ではアイデア商品も多いらしく、チョコレートばかりではなく煎餅や和菓子のものまで売っているという。
昔は恋文なるものが、愛の告白の最たる手段であったが、現代ではチョコレートに代表される「物」が、言葉に代わって相手に意志を伝えようとしている。
これも一つのコミュニケーションの手段なのだろうが、自らの思いや考え、意見などを直接相手に語りかけることは大切なことだ。
若い人達がチョコレートで愛が告白できたとしても、その愛を育て持続させていくには、二人の間に深いコミュ二ケーションの大切さをもう一度考えて見るのも良いと思う。
物事はスラスラ順調にはいかないのが世の常、
できる事から一口ずつ、丹念に食べ続けるべし。