香港の友人が来日
大雪が道路に残っていて車を走らせるのは厭だな、と思って家にいた。
午後2時半頃、電話が鳴り出てみると、香港の友人が成田に到着したとの事。
12日に来日すると聞いていたのが、11日に着いたので雪が残る中を東京・日本橋のホテルに会いに行った。
会うのが3年ぶりであるが、随分と痩せていてどうしたかと思うほど。
話は電話で聞いていたのだが、会って色々聞いてみると中国での仕事で大変な思いをしていた。
中国で工場を稼働する日系企業で、1日に5万食を提供する会社を経営していた。
ところが、日中関係の悪化によって工場の縮小や閉鎖が相次いだ。
ところが、労働者の削減には中国の法律が足かせになって、物凄い費用がかかるのだそうだ。
支払いができないと拘束されるとかで、多くは国外に逃亡するのだそうだ。
氏は私財を全て処分して支払いを済ませ、無一文になってしまった。
それにしても恐ろしい国であり、恐ろしい国民だと何度も口にしていた。
中でも、一番信頼していた女性に裏切られ、殆どの資産を持って行かれたた事が決定的なダメージを与えたのだ。
もう一度の巻き返しを図るべく、今回の来日だった。