三回転半の夢追い人

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オリンピックも終盤で、ついつい早起きしてテレビを観てしまう。

今日の新聞は「浅田真央」の特集で、紙面があふれていた。

その中で目を引いて、なるほどと思える記事を見つけたので紹介したい。(記事:日刊スポーツ)

一つはロシアの地元紙「スポーツ・ルー」から「アサダはサムライ」のタイトル。

 「私はサムライを見た。それはマオ・アサダだ。すでにSPで勝負の行方は分かっていたが、マオはほかの女子には誰も出来ない3回転半ジャンプに殉じてハラキリをした」と振り返った。

さらには「サムライにとってメダルが何だ!ハエだ!サムライにとって唯一の勲章は不朽の名声だ」と熱くつづっている。

 二つ目は、あの中国でさえ賞賛していることだ。

 中国中央TV(CCTV)のアナウンサーまでも、「これほど難しい技を身につけるまで、浅田はひたすら努力してきた。その道程は孤独だっただろう。だが、神様はちゃんと見ていた。浅田が涙を流した時、自分も泣いた。今日の演技は最高だった」

 中国のネットユーザーからも「真のスポーツ精神とは金メダルをいくつ獲得したかではなく、自分を乗り越えて自分に勝てたかどうか。浅田真央の完璧な幕引きは金メダルよりも確かなものだ。私達が真央を尊敬し愛している理由は、純粋な夢追い人だからだ」

一方の東京五輪組織委会長の発言には、スポーツマンへのねぎらいや競技人生への複雑な思い、彼女の将来への配慮など感じられ__ないのは私だけだろうか。

 

 

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