東日本大震災から3年経過
蝋梅の 香りに惑う 散歩犬
今日のお昼に歩いていて、この俳句を詠んだめがね店があった。
梅の中でも蝋細工のような蝋梅が、香りが強いのか知らないが上手いこと詠むなと感じ、思わずシャッターを押した。
地震、大津波、そして原発事故・・・復興はほとんど進んでいないのだ。
今、恐れている事はこのまま風化してしまうのではないだろうか。
事故の後、今は亡き「池田穂高君」と福島に何回通ったことだろう。
福島のことでは当時恐れていたことが、現実となってきているように思えてならない。
土壌汚染の問題、溜め池や水の汚染、空気の汚染等殆んどが解決に近づいていないように思える。
小社でも幾つかの問題に取り組んだが、撤退を余儀なくされた苦い思いがある。
それでも機会があれば、技術分野で何かの手伝いができればと常に考えている。
もう3年も経ったのに…。