STAP細胞の事?
世紀の大発見から、疑惑のレポートに。
昨日は理研の調査結果が出されて、「データのねつ造、不正工作」と発表があった。
一方の小保方さんは「STAP細胞発見までが、ねつ造」と、捉れかねないとして異議申し立てをするそうだ。
我々には理解できないことが多いが、「万能細胞の初期化」に成功したということだった。
例えば、トカゲが尻尾を失っても再び再生する。
植物の枝を折っても、その場所から枝が再生する。
一方、人間をはじめとする哺乳類では、自然の状態では再生しない、というのが世界の常識であった。
ところが、今回の騒動のスタートは、細胞を薄い酸に浸すことで「初期化」が起こるというものだった。
この初期化に対する結論は出ていないのだが、どうも怪しいのではないかとのニュアンスの報道が多いように思う。
ただ、研究者としてすぐバレてしまうような発表をなぜ行ったのか、が不思議でならない。
世紀の発見が世紀の疑惑に変わってしまい、関わった人達の研究人生も終わりとなった。