蛇に学ぶ
, 雑感昨日のブログを書いていて、トカゲの事で思い出したことがある。
トカゲが手足を失ってしまった結果、蛇になってしまったのだ。
蛇は「は虫類トカゲ目」に属すことからも分かる。
手足を失って、さぞ不自由になったのであろうと想像するが、全然そんなことはない。
草むらなどを這い回るのに、手足は邪魔なのだ。
むしろ、手足が無くなってから、敏捷性が増したのだ。
ペロペロ出す舌は、耳の役目もするし、臭いや空気の流れも感じ取るのだ。
それに、蛇の目には「まぶた」が無いので、目を閉じないのだ。
ガラスのようなウロコが目玉の前にあって、コンタクトレンズを入れているようなものなのだ。
蛇は手足の代わりを、あの長い胴がやってのける。
歩く、掴む、泳ぐ、十何等身かの胴体だけで、全部こなしているのだ。
奇妙な格好をしているから、常識外れだからと、。蛇を馬鹿にしてはいけない。
省力、合理化の先駆者なのだ。
常識で新しいものは生まれない。
無駄な蛇足は思い切りよく捨て去ること。