仕事を通じて心が見える
近所のレストランでは、毎年「象にお釈迦様が乗った像」が展示されている。
この頃になると春本番で桜も見頃となり、心もうきうきしてくるものだ。
ところで、4月から封書の値段が80円から82円になったので、郵便局に行って82円の記念切手を買ってきた。
小社では郵便を出す際には、必ず記念切手を貼って投函するようにしている。
同じ金額(82円)なら、通常切手を使用するよりも記念切手を貼って出す方が相手の印象に残る。
同じコストをかけるなら、記念切手の方が勝っているだろうと思って20年以上続けている行為だ。
切手の事でもう一つ。
切手を貼ること一つとっても、多くのことが見えてくる。
きちんと貼ったもの、傾いたもの、逆さまに張られたもの・・・。
受け取った側は、切手の貼り方ひとつで何かを感じるはずだ。
本来の仕事に関係ないような、切手貼りや雑務を通して見えてくることがあるのだ。
小さなことをきちんとできなくては、大きなことは任せられないしできないだろう。
明日にしようと言わないで、今日のことは今日やっておこう。
明日にはまた明日やるべきことがある。
精一杯努力してみて、初めて生きる喜びを知る。