幸福が最良の武器
先月訪問の約束が、お会いする社長の緊急入院で約1か月遅れで今日となった。
現在77歳ではあるが、見る限り元気溌剌である。
小社の「非常用備蓄トイレ」の件での訪問であるが、様々な話題に及2時間の滞在となった。
そこで、考えさせられるのが標題のテーマである。
我々は健康が幸福で、病気が不幸と思っている。
これがおかしな思い込みだという事は、ちょっと考えればわかることだ。
健康であっても不幸な人は沢山いるし、逆に病気であっても幸福な人も一杯いる。
実は、我々を悩ませるのは病気そのものと言うより、病気になれば困る、病気になれば不幸になる、といった恐怖心である。
だから、病気になれば案外人は落ち着く。何だかホッとするのだ。
病気になれば、その現実を受容すればよい。
フランスの哲学者アランが次のように言っている。
「病気というものに対しては、幸福が最良の武器である」
幸福でありさえすれば、病気はちっとも苦にならないのだ。不幸だから、病気が苦になるのだ、と。
☞ 非常用備蓄トイレ