オンリーワン商品を持つ
30年来の友人と小生の知り合いの会社を訪問した。
友人は小生のことを大袈裟に「命の恩人」とよく言う。
ちょっと違和感も覚えるが、彼は25年ほど前に体調を崩していて、小生の友人の医者に診てもらった。
飲んでいた薬を見て「こんな薬を飲んでいたら、危ないぞ。即入院しろ」だった。
その日に入院させ、次の日に様子を見に行くとベッはもぬけの殻。
聞くと、夜中に脱走したという。
友人の医者は、「これが、彼の病気だから仕方が無いよ」「だけど、すぐ病状が悪化するからどこかの病院に駆け込むよ」と、平気な顔。
案の定、彼の家の近くに担ぎ込まれ、そこで病気の完治に取り組み元気を回復した。
以来、年に数回会って近況報告をし合っていたが、小社の「備蓄トイレ販売」を手伝って貰うようになって会う回数も増えた。
彼が勤務する会社の商品の中で、「洗濯しても落ちないネームラベル」がある。
クリーニング機材を開発・販売しているが、中でもクリーニングに出した時に付いてくる「タグ」は氏の会社がほぼ独占販売しているのだ。
洗っても破れない、書いたものが消えない紙とインキなのだ。
こんな商品を独占的に製造・販売している企業があるのだ。