蚤の実験で
今日は西多摩郡瑞穂町で、精密機械部品加工を行っている会社を訪問した。
小生が長年付き合って頂いている先輩に、同行を願っての訪問だ。
色々な企業を訪問するが、最近は二代目の若社長がお相手頂くことが多い。
若いだけに溌剌としていて、相手をして頂いても歯切れのいい方が多い。
名刺交換から帰りの挨拶まで、帰途で小生なりにお相手を分析する。
どの様な性格なのだろうか、どんな環境で育ったのだろうか、どんな教育を・・・と想像を巡らす。
中でも小生が興味を抱くのは、「先取性・進取性」を持っているかである。
蚤の実験の話をしたいと思う。
蚤は約1000種類いると言われるが、人畜の血を吸って生存している。
蚤の特徴はそのジャンプ力であり、身長の数百倍をこなすと言う。
この偉大なるジャンパー達を、ガラスのコップに入れて観察する。
ピョンピョン飛び跳ねてコップの外に出てしまう。
そこでコップにガラスの蓋をして観察をすると、飛び跳ねては蓋にぶつかっている。
暫くの後、コップの蓋を外してみると、何と蚤達は外に飛び出さないではないか。
教訓:これが当たり前と思っていたら、いつまで経っても壁は越えられない。