こちらから
中国との関係がうまくないのは、何度も同じパターンの日中関係になるのでわかるような気がする。
お互いの国の事情があって、どうにもこの事態を動かせないような風にも見える。
領土の問題だけでも大変なのに、先方の複雑な状況を考えると、今度は長期に渡りそうな気がする。
テレビの中国関係のニュースを観ていて感じるのは、全てが若い(1980年代の生まれ)世代のデモ参加者だ。
金を貰って、食事付きでのいわゆるアゴ足つきだと言われるが、中国ならあるだろうな、と思うところが中国らしい。
そんなことがあるにしても、幼少時から反日教育を受け、その思想に塗り固められたものを剥がすのは容易なことではない。
この状況を見ていて「教育」の大切さ、恐ろしさを感じざるを得ない。
今、公の交流だけでなく、民間交流まで中止になってしまっている。
民間までもが閉ざされたら、打つ手がなくなってしまうと思うのだが、この現実が進むことに大きな危惧を抱いている。
昔、高崎市の少林山・達磨寺を訪ねた。 階段がキツく、途中お休み所でお茶を頂いた時に坂村真民の詩を書き留めたものを紹介する。
こちらから 頭を下げる
こちらから あいさつをする
こちらから 手を合わせる
こちらから 詫びる
こちらから 声をかける
すべてこちらからすれば 争いもなく なごやかにゆく
こちらから おーいと呼べば あちらから おーいとこたえる
あかん坊が泣けば お母さんがとんでくる
すべて自分も人間もそうできているのだ
仏さまもこちらから近ずいていこう どんなにか喜ばれることだろう (明日はお彼岸だ)