欠点だらけ、だから助け合い
今日は小生とH氏で、H氏の古い友人を会社に訪ねた。
会社を訪ねると奥様が迎えに出てこられ、社長の消息をお聞きすると、今年5月に亡くなられたとのこと。
小生は存じ上げない方であるが、H氏には大ショックであったに違いない。すい臓がんで1年の闘病生活であったとか。
洗車機を始めとする事業を展開している会社であるが、社長亡き後を奥様が事業を引き継いでやっているとのお話だった。
やはり、事業を継続発展させていく苦労話をされていたが、身につまされる思いであった。
組織全体の力がバランスよく機能することで、会社は成果を上げるんだな、と感じた次第。
「毛利元就の三本の矢」の諺の通り、一本の矢は、折れない三本の矢=太い矢になりうる。
こんな話を思い出した午後の時間でもあった。
人生とは不完全な人間が、皆と力を合わせて、完全という永遠のテーマに向かって彷徨う旅である。
家族にしろ、職場にしろ、恋人や友人にしろ、すべて人生を共に旅する良き道連れである。
お互いに欠点があるからこそ、補い合う必要もあるわけである。