見た目が大事
第一印象で物事の80%位は決まってしまうものなのだろう。
偶然にも同郷の方から電話があって来社してもらった。
非常用携帯トイレの話を聞きたいとのことであったが、同郷のよしみで2時間以上も話し込んで帰っていった。
小生より9歳年上で、羽村市にお住まいとのこと。
電話で話をしていると、鹿児島訛りがあるのですぐに出身がわかる。 上京して50年も経つのに訛りが抜けないのだ。
理美容をやってきた方で、小生が存じ上げている「カットのチャンピオン・ヒロ・マツダ氏」の話題で一気に盛り上がった。
氏の話は別の機会に置くが、小社が発売しようとしている「葬具」を見せたところ、「これじゃ、無理だね」と酷評。
なぜなら、人生で何度も遭遇しない葬儀に使用する装具は、遺族にとって「なるほど」と納得し感激するものでなければならない。
・・・と言われ、「そうか」と、考え直した次第である。
比喩がうまくないかもしれないが、考えてみれば人に対する第一印象がそうであるように、見た目が大事なのだ。
人の中身まではわからないのだから、見た目をよくしないと第一印象は良くならない。
棺に入れる葬具が、靴を入れる箱であってはならないのだ。
毎日が勉強であることを痛感させられた。