暖かい息
冬型の気圧配置になって寒さがやってきた。
外は雨風が強く、おまけに日暮れが早いので寒さも一段と身に沁みる感じがする。
急激な気温の変化には、我々年寄りには体温調節が追いつかなくて、変調を来すことが多い。
これからが冬に向かっていく本番の始まりなのに、今からこれでは先が思いやられる。
ところで、「暖かい空気」「冷たい空気」をご存知だろうか。
両手のひらを合わせ広げて、ここに口を尖らせて息を吹きかけてみてください。
冷たい息が手で感じられませんか? お茶を冷ます時はこの口の形です。
今度は口を開いて息を吹きかけます。 どうですか?
暖かい息を手に感じますよね。 寒い時に息を吹きかける時はこの口の形です。
同じ息でも、暖かい息と冷たい息があるのです。
もうお分かりですね。 口を尖らせていると「冷たい息」なので、喧嘩になったり悪口になったりするのだ。
だから、大きく口を開いて、「暖かい息」を出して過ごそう。