見ざる、聞かざる、言わざる
日光の三猿に申し訳ないくらい、悪いボス猿、牝猿、巾着猿やその他用無し猿だ。
国家間でも取った取られたの領土問題だが、 議員の中でも行くの、出るの、残るの・・・どこに行くのが自分に有利かの話じゃないのかな。
出ていく人は箸にも棒にもかからない人と言うが、残る人は澱んだ水のカスみたいなものだろう。
政治の世界だけじゃなく、何もなかった時代の方がまだ思いやりや労わりがあったような気がする。
今、人の心が見えなくなった時代なのか。
見えなくなったのは、自分だけの幸せや利益だけを追い、他人のことを考えなくなったせいではないか。
相手の言い分を十分聞き、その上で自分の主張をしなければお互い納得しない。
相手の事情を「見ざる」、主張を「聞かざる」、それでいて自分の主張以外は「言わざる」では未発達の幼児だ。
だから、「見て、聞いて、語って欲しい」。そのバックボーンに相手を思いやる心が見えるかだ。