アルジェリアで
報道によると9名が亡くなって、明日帰国するらしい。
テロの犠牲になった企業戦士たちの冥福を祈らずにはいられない。
テレビを観ていて、「母親が子の元に飛んでいきたい」「魂をこの胸に抱いてやりたい」と訴えていた。
子を思う親心を想うと、胸が締め付けられる。
この事件を通じて感じることは、「日本には仕事がないのだ」という亡くなった方の生前の言葉である。
だから、自分を必要とするなら何処へでも行くのだ、と。 凄い、と思うとともに羨ましくもある。
アルジェリアだけではないだろう。 世界中に日本人は日の丸を背負って活躍をしているのだ。
日本の優れた技術を持って、大勢の人が活躍している。
何より優れているのは技術であるが、その前に人間が優れているからであろう。
その人、その人たちが現地に受け入れられてこそ、活躍の場や機会が与えられるからだ。
今度の事件でも、長年に亘って築き上げてきたであろう信頼関係が、一瞬にして崩れる恐れがあるが・・・。