守る
昨日も書いたが、今日もアルジェリアのテロのニュース一色だ。
アルジェリア人質事件は抱えている事情の複雑さ、特に中東が抱える問題の大きさがある。
このような情勢の中で働いている多くの日本人がいるという現実。
今後、いかに危険のリスクを小さくして、海外に出ていけるかが課題であろう。
報道を見ていて、日揮の川名社長の態度に「さすが」と思った。
その態度に優しさ、強さ、決断力といったものがにじみ出ていた。
この社長の下だから、かっての地の果てと言われたところで日の丸を胸に頑張ったのだろう。
助かった人の話に、アルジェリア人に囲まれて脱出したと言う話があった。
現地の人との信頼関係を築き上げていた証明だ。
何しろ、生死を決める一瞬をアルジェリア人が支えたのだ。
運悪く命を落とした人達には言葉がないが、助かった人たちには早く立ち直って亡くなった人の分まで生きてもらいたいと思う。