江頭さんのこと
ブログを始めて間もなくの頃、江頭(えがしら)さんの事を書いた。
「82歳の青年」のタイトルだったと思う。
その江頭さんが「ぼうこう癌」を発症して入院したのが、2週間前のことである。
ただちに手術をして4日目に退院したので、成功した手術であろうと思う。
ウズウズして家で5日間ごろごろしたが、いたたまれずに工場に出てきたとの事。
医者に仕事は止められていないが、すぐ無理をするので小生は工場に行くことを遠慮していた。
元が船大工であるが、船を作る機会がないので木材工芸品を制作している。
新しい発想を心掛け、小生がテーマを与えると生き生きしているのだ。
ただ、やる気が前面に出すぎて、張り切りすぎるきらいがある。
寝ていて良いアイデアが出ると、家を飛び出して工場に行く癖があるらしい。
今日も「死ぬまで仕事をしたい」と。
この場所で死ぬなら本望だと言っているので、まだまだ大丈夫そうな83歳である。