電話に目あり

レイノ宣伝隊
, 雑感

新入社員研修の事を一昨日書いたが、電話のことで思い出す話があるので書いてみる。

かって、接遇指導センターの女性が語ったものである。

女学校を卒業して間もないハイティーンの頃、横浜の小さな会社に勤めていました。

ある日、社長に書類を届けるために、緊張しながら初めてノックした。

「偉い方、と評判でしたからやっぱり怖いような気持でした。」入ってみると、社長は立ったまま電話しているところでした。

終わるのを待つうち、信じられないような光景を目にしたのです。

「受話器を手にしながら、社長がお辞儀をなさいました。それも腰を折って、深々とお辞儀を。」

一瞬ポカーンとした後、可笑しくてたまらなくなってきました。

相手が見えない電話で、どうしてお辞儀するのだろう、この人変じゃないかしら……。

あの時笑ったのは間違いだった、と気付くまでにには長い歳月が必要でした。

別の場所でこの事に気付くきっかけがあったのです。

「礼儀正しい言葉遣いで、感じが良い。その上朗らかだし、マニュアル通りでない誠実さがある」電話を受けたのです。

「ありがとうございます」と言った時、本当にお辞儀をしたように聞こえたのです。

電話には目がある、相手がお辞儀するのがわかるものなのです。

お辞儀するほど礼儀正しく話すことが、話し方全体の感じの良さとして自ずと伝わってくるものなのです

来訪者2名

レイノ宣伝隊
, 雑感

約束の時間にぴったりの来訪者2名。

1人は先月初めてお会いした某社・営業の統括本部長で、もう1人は違う会社の営業マネージャーであった。

非常用備蓄トイレと空気清浄機のことで、わざわざお越しいただいた。

小社の事務所は狭くてごちゃごちゃしているのだが、商品を見ていただく都合があるので来訪をお願いしている。

特に非常用備蓄トイレについては、現物と販売システムについての理解を頂く必要があるからだ。

本日の来訪者は、一線で活躍中の営業マンであるので理解が速い。

営業という仕事は、成功のために確実な方法はないはずだ。

要は、人間を買って頂くものだろうと思っている。

買って頂く相手に、売り手が如何に信頼されるかに掛かっているのだから、技巧を凝らす必要はない。

分かりやすい説明が、説得力を生み、信頼へと繋がっていくのだろうと考えている。

それでも、第一印象が悪くてはどうにもならない。

身だしなみは「清潔」「ひかえめ」で「笑顔」「笑顔」「笑顔」だ。

今日の二人には期待できるかな。

サクラサクか

T氏が女性を伴って来社した。

大手飲料会社の所長と4人で、3時間ほどの打ち合わせを行った。

小社の備蓄トイレと自動販売機が、コラボした営業展開を図ろうというものだ。

女性はそれまで炭化炉の営業を担当していたとのことで、質問もなかなか鋭い。

小社のこれまでの経験と併わせて、拡販ができるであろうと確信を持てた。

中国の諺に「桃李ものいわざれど、下自ら径をなす」という言葉がある。

日本ならさしずめ「桜花ものいわざれど、下自ら宴会場と化す」というところか。

人で言えば、才能や値打ちがあれば、吹聴しなくても自然に人が集まる、という意味が込められている。

果たしてそうか。 優れた能力を持ちながら、人知れず埋もれたまま終わる人はいくらでもいる。

 人に認められてこそ、自分の良さは発揮でき、良い仕事もできる。

良い仕事とは人の役に立つ仕事だ。人を喜ばせる仕事だ。良心を満足させる仕事だ。

それで見返りがないなら、PR不足である。

「良い仕事+PR」それでこそ「下自ら径をなす」のだ。

呼びかけることだ。時季を過ぎれば花は散ってしまう。、

 

 

商店会の活性化

今日は「商店会の活性化」をテーマにした場に2か所呼ばれてお邪魔した。

午前にお邪魔したところでは、日本を代表するアニメの主人公をテーマにして町おこしを考える都内の商店会である。

併せて小社が手掛ける「非常用備蓄トイレ」を、町の防災・安全のために利用するというもの。

午後に呼ばれた多摩の大都市にある商店会でも、同様の趣旨で町おこしを考えていた。

そこに、小社のトイレの話をさせてもらったところ、話題が“防災”に移って盛り上がった次第。

実現までには、様々の乗り越えなければならない壁があるように思うが、どこまで熱意をもって持続できるかに掛かっている。

夕刻に待ち合わせしたK氏が、2時間遅れでやっとやって来た。

久しぶりに顔を見たので懐かしくもあった。が、氏のこれまでに築いてきた歴史の引き出しから少しでも役立てるものを出してもらうチャンスにしたい。

人生の中で人の出会いはそれほど多くはない。

出会いを大切にしたい。よい出会いを多く持ちたいものだ。

最近富に感じることである。

 

風呂の温度が上がらない

一日中大騒ぎであった。

小社が20年来取り引きを頂いているゴルフ場で、女子風呂のお湯温度が上がらないとのこと。

以前から調子が悪いので、早期の点検と整備を提案していたのだが、全く耳を貸してもらえなかった。

ゴルフ場の経営会社が変わってから、特にメンテへの投資をしなくなったようだ。

機械ものだから、経時劣化を起こすのは当然だと思うが、困らないと修理もしないのだ。

来客者の怒りは大変なことが想像できるが、対応のしようがないのだからどうにもならない。

責任者が何度も電話を掛けてくるのだが、大雪と3月末の年度末と重なって人手が確保できないようだ。

困った時は何とか修理しなければと思うのだが、なおってしまうとメンテ費用を出すのを惜しんでしまうのだろう。

こういうツケは必ず起きるものだ

それも、何倍にもなって返ってくるものである

小社からの派遣は最短で15日であるので、そこからのスタートで部品交換等があるだろうから修理は何時になるやら・・・。

普段のメンテナンスをサボったツケは大きいな。