TPP参加

阿部総理大臣が、TPP交渉への参加を表明した。

アメリカが相当の力を持っていて、自由に決定していくのではないかという懸念で反対する人も多勢いる。

特に、農業分野はズタズタにされるのではないかと、農協を中心に猛反対だ。

一方、経済界は大歓迎だ。 関税の撤廃で輸出に頼る業界は歓迎だ。

トータルでどのようにするのが良いのか、という問題であるので、日本の将来を示した上で判断するべきだろう。

 ここで、よく知られている「マーケットリサーチ」の話題を聞いて下さい。

「土人と靴の話」です。

アメリカの靴のセールスマンAと、Bの二人が、アフリカの奥地へ市場調査に行きました。

が、まだ未開の地のことで、原住民はみな裸足です。

Aは本社に「原住民はみな裸足、見込みなし」と、Bは「原住民はみな裸足、大いに有望」と電報を打ったそうだ。

さて、ここでどう考えるかであろう。

Aは「誰も靴を履いていないのだから、これでは一足も売りようがない」と、現象面だけを考え悲観的になってしまい、Bはこの現象を逆に考え「誰も履いていないから、売り方によっては全員に履かせることができるのではないか」と、前向きに捉えている。

この話のように日常の中で、意外とAのような発想で、難題に思えることをやり過ごしたり、諦めたりしていることが多いように思う。

視点を変え、プラスに転換する事を考えることで、ヤル気を起こす事が出来ると思えることが、いっぱいあると思う。

水で洗浄する機構

pm2.5対応の空気清浄機AT-2000は、水で洗浄する機構である事については以前に語った。

更なる進化に向けて、あれこれ思案を繰り返しているが、この分野の開発は初めてのこと。

物理化学と機械工学を併せた分野で、小生が従来得意とした材料科学や化学と若干雰囲気が異なる。

ただ理屈は、水と汚染空気を如何に接触させるか、がポイントである。

互いの接触機会を多く、しかも時間を長く取れれば良いということだが、これがなかなか難しい。

小生が考案したものを、イラストにしてガス洗浄専門の会社に送って見てもらっているのだが、厳しい結論である。

まずは、「圧損」という言葉。 

聞きなれないと思うが、要は入ってきた空気が何かを通過する際、通りにくいと圧力が必要(圧損が大きい)だし、通りやすいとその逆だ。

この問題と、水と空気の接触を大きくするための工夫で難航しているのだ。

根を詰めて考えてばかりいても、良いアイデアが出るわけでもないので、そんな時は別な仕事をしてしまう。

 そんなことで、今日は立川市の某大地主宅を訪問した。

名誉職を幾つもされている方なので、色々な情報を賜りたいと訪れた次第。

多少の期待をして行ったのだが、期待外れのような気がしないでもない。

こちらが思うように、そんなに上手くいくはずがないのは分かっていても・・・。

老人力

一昔前に流行った言葉であるが、老人が増え続けているのでこの言葉が使われることも少ないようだ。

小生も順調に年齡を重ね、目は白内障の手術を数年前に、歯は既に八本が抜け落ちた。

頭はほぼ白くなっている。

顔のシミは、諫早湾の腐植土から抽出した「フミン物質の液」を付けていたら、消えている。

この話を女性にすると、「分けて」と良く言われるが、何かあったら困るので分け与えない。

シミがどうして消えるのかが分からないが、現象としてそのようなことが起きるのだ。

小生が実験台としてやったことであって、誰でもが「シミが消える」かどうかは判らない。

漂白剤ではないから、メラニン色素が漂白されたわけではない。

推測であるが、ミネラルが豊富でフルボ酸等が含まれるので、皮膚代謝の活性が促されているのかな、と考えるが正しいかどうか・・・。

それにしてもちょっと時間はかかるが、シミが消えることが証明された。(使用前の写真を撮っておいたので、いつか公開?)

この物質が、世のためになる時が来れば良いと思うが・・・さて。

年をとったら「カ・キ・ク・ケ・コ」が大切だそうな。

カ:毎日感動  キ:興味・好奇心を抱く  ク:工夫してやり遂げる  ケ:心と体の健康  コ:異性にトキめく恋

海のこと

錦江湾の海で育ったから、海には強い親しみを持っている。

3.11の津波画像が嫌というほど流されているが、海が人間に「怖さや不安」を感じさせる風景だ。

波が荒れ狂い、境のない大量の流水が混じり合い、どことも知れぬ果へと流れていく。

流動的で変幻自在な海は、とても理解できない存在だ。

 ところが、この混沌とした海も、よく調べると規則性や原理やサイクルがあることがわかる。

かって、ミシュレという人が地球の環境は海が決定している、と唱えた。

彼の説明によると、海は地球に流れる血液と心臓の働きをしているというもの。

赤道が心臓の役目を果たし、暖流を動脈として全身に送り出す。

そして、寒流は静脈だ。

海中に存在する微生物や発光物質そして粘液などから「海水=生命の乳」という発想だ。

最後に、胎児みたいに無力なクラゲのポリプが海中にばらまかれる原理を、「1本の梨の木から多数の実が熟れ、地上に分散して新しい木になる。そんな植物的法則に動物が従っているだけ」だと解説。

それはそれとして、人間の力で自然に立ち向かっても跳ね返されるだけ、という事を人間は忘れがちだ。

3.11

3.11がやって来た。

2年前のこの日、私は八王子市台町市民センターで、非常用のトイレ保管庫BOXの設置を終え、食事後事務所で休憩中であった。

あまりの揺れに驚いて、慌ててTVとパソコンを押さえたのを思い出す。

「絆」という言葉がよく使われるが、絆という言葉は馬を木に繋ぐ縄のことだ。

2年を経過して、この縄がほどけてきている感じがしてならない。

だって、被災時と何ら変わっていないという人が多勢いるのだから。

 pmについての関心が高く、小生のブログもこのテーマの時には普段の数倍の読者だ。

たまに、小社の空気清浄機の利用者から「お声」を頂き、感謝にたえない。

ご利用者の中には「もっと多くの人達に良さを分ってもらいたい」と、懸命に宣伝活動をしている人もいる。

空気を水で洗浄するAT-2000より、pm2.5に対応したものが他にある?・・・と読者氏。

ブランド力の大きさに度々潰されそうになりながらも、君は跳ね返してきたではないか。

もうひと踏ん張りで、分ってもらえるよ、と激励を受ける数が増えてきた。